「なんで俺が?」という状況であなたならどう行動する?

画像は、映画『異動辞令は音楽隊!』から引用しています。

生きていると、何度か「こんなはずじゃなかった」とか「なんで俺が?」と思うようなことに出会いますよね。

不本意な異動やいじめ、人間関係でのトラブル、価値観の違いや誤解。

「こんなはずじゃなかった」「なんで俺が?」という状況が起こるケースは様々ですが、そんな状況であなたはどんな行動をしますか?

こんにちは、ポジティブな生き方で、人生も仕事も充実させ、幸せと成功へと導くメンタルトレーナーの長沢です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

 

今日は、メンタルトレーナーが読み解くおすすめの映画シリーズです。

今日紹介する映画は、『異動辞令は音楽隊!』です。

主演に今日最も売れていると言っても良い阿部寛さん、その脇を固めるのは清野菜名さんをはじめとする勢いある若手たちと光石研さんなどのベテラン俳優陣です。

監督は、2020年の日本アカデミー最優秀作品賞はじめ多くの賞を取った『ミッドナイトスワン』の内田英治氏です。

この映画は、「こんなはずじゃなかった」「なんで俺が?」という状況をどのように乗り切ればよいのかを示してくれます。

ではどうぞ

価値観の違いに悩む

映画『異動辞令は音楽隊!』公式サイトから引用掲載

 

多くのトラブルのきっかけというのは、思い込みや価値観の相違、受け入れられない周りの変化です。

そこからトラブルが悪化したとき「こんなはずじゃなかった」とか「どうして俺が?」となってしまうんですね。

この映画の主人公もそうです。もう典型的な中間管理職です。

主人公は捜査一課主任を務める刑事です。警察では花形部署と言われるところです。

刑事というのは、足で捜査をするものだという古い価値観を持つ刑事で、違法スレスレの操作を繰り返します。

コンプライアンスが厳しくなってきた今日、そのような捜査は、市民からの批判の対象となり、部下同僚、幹部から煙たがれる存在です。

自分を取り巻く環境(変化)に対応できずに、不平不満を周りにぶつけています。

その挙げ句、パワーハラスメントとの投書により、異動辞令がおります。左遷ですね。

移動先は、全く経験のない音楽隊。

自分を見つめる時間

映画『異動辞令は音楽隊!』公式サイトから引用掲載

当然「なんで俺が?」と主人公は思います。頑固なゆえに変化を受け入れるのが苦手な主人公は、移動先でも仲間たちと馴染めません。

「俺の人生、こんなはずじゃなかった」と惨めさと自分の弱さに落ち込んでいきます。

そんな中、音楽隊の仲間の持つ悩みや経歴を知っていく中で、仲間からの応援を受け入れることができるようになっていきます。

熱心に演奏を聞きに来てくれるお客さんの励ましもあり、練習にも熱心に取り組み始めた主人公は、新たに喜びを知っていきます。

「なんで俺が?」の先にあるもの

この映画は、主人公が、新たな世界で喜びを感じて、輝きを取り戻していく物語です。

なぜ、主人公が輝きを取り戻すことができたのか。

そのために必要で大切なことはなんだと思いますか?

その答えは、

  • 一歩を踏み出す勇気を持つ
  • 仲間に助けを求めることができる
    言い換えれば、援助の手をつかむことができる

ということです。

一歩を踏み出すと言うのは、自分の価値観との戦いでもありますよね。自分お古い価値観を捨てて、新しい世界に飛び込めるかがまずは大事です。

そして、助けを心から受け入れられることです。これが案外難しいところです。ポジティブで前向きな人は必ず持っている特性です。また、社会的に成功している人にもかならずある特性なんです。

困ったとき、悲しいとき、苦しいとき、そんなときは、助けを求めてもいいんです。

本当に大事なことなので忘れないでくださいね!

勇気を出して一歩を踏み出すからこそ、その先には新しい世界が待っていて、新たな喜びを感じることがができ、輝きを取り戻すことができるんです。

まとめ

「どうして俺が?」とか「こんなはずじゃなかった」と悔やんだり悩んでも何も解決はしません。

そんなとき、は勇気を持って一歩を踏み出してください。そして、悩んだり困ったときには周りに助けを求めるんです。

それは決して恥ずかしいことでもあなたの弱さでもありません。

心理学的には、心のレジリエンスの高さといえます。

人生において、幸福感を持ち成功している人は必ずソーシャルサポート力が高い人達です。自分の周りにはいつでも助けてくれる人がいると思える力のことです。

ぜひ、周りの人との良い関係を作ってくださいね。

それではまた。

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