コロナ禍の影響で自粛していた朝活勉強会ですが、8月から再開しました。
第38回目となる朝活では、「人間関係のストレス」の根幹的な原因である「怒りや憎しみ」について意見交換しました。
こんにちはメンタルトレーナーの長沢です。
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は、久しぶりに朝活勉強会の報告です。
コロナ禍の中で変化したもの
今まで当たり前だと思ってきたものが当たり前ではなくなって、改めて、考えるチャンスが来ました。
コロナ禍の中で変化したものの一つに働き方・学び方があります。
それは言ってみれば、形態の変化です。その事自体に余り問題はないのです。
例えば、リモートワークについても、遅かれ早かれどんどん取り入れられていったでしょう。実際始まってしまうと案外快適だったりします。
この機会に、都会から地方へ移住したという方もいるくらいです。
問題は、それが強制的・一方的に始まったことでおこった人間関係が大きな問題となっているのです。
そのことで新たに「人間関係のストレス」も生まれています。つまり「心の準備」が追いつかなかったということですね。
新しい人間関係のストレス
コロナ禍以前から、職場や学校でのストレスの原因の上位に上がっていたのは、人間関係のストレスでした。
日本社会はよく言われるように集団で動くのが好きないわゆる同調圧力の強い村社会です。
それが、コロナ自粛で、毎日顔を合わせる必要がなくなったのです。
会社に行かなくても仕事ができるということに気付かされたと同時にそれは、人間関係にも大きな変化が起きました。
人間関係で悩んでいた人たちには、「嫌なやつと会わなくてすむ。」「うるさい上司からはなれられる。」等々の恩恵がありました。
でもそれが、今孤独感や無力感で悩まされているという人が増えているのです。
人間関係というのは本当に悩ましいものだとつくづく思います。
でも、僕は、今回のコロナ禍の影響は、人間関係のストレスで悩んでいた人ばかりではなく、部下を持つ上司の人を含め多くの人たちにとって、人間関係を考える絶好の機会だと思うんです。
ZOOMやskype始め、様々なコミュニケーションツールが進歩し、仕事や学びの方法や人との付き合い方を選べる時代がやってきたです。
人間関係のストレスの原因の多くは怒り
人間関係のストレスの原因の多くは、怒りです。
「自分の言うことを聞かない」、
「自分の思い通りに動かない」、
「自分のことを無視する」、
「いったとおりにしない」、
「考え方が違う」、
「なぜ自分だけが」、
「自分だけが不幸だ」
など言ったらきりがないくらいです。
他人にも、自分にも怒りを向けてしまっていることが多いのです。
このブログでは何度もお話してきたように、人を変えることはできませんし、変えられるのは自分なんです。自分の考え方一つでいくらでも変えられるのです。
せっかくの人間関係を考える絶好の良い機会です。
ぜひとも、この絶好の良き機会を使って、対人関係を変えていく対策をねってください。
怒りはネガティブな感情を強めていきます。自分だけではなく、他の人をも傷つけ、疲れさせてしまいます。
また、絶対に生きていれば、私たちを怒らせ、イライラさせる人は必ずいます。
でも、それも、対応の仕方をねっていれば、ストレスになることをさけることができますし、立ち直りも早くなります。
本当に怒りに任せた行動は何も生み出さないのです。
人間関係のストレスは、自分の考え方で変えることができるのだということを理解して、対策をねっておくことが最善です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
第38回朝活勉強会の報告でした。