最近話題の「レジリエンス」についてあらためてお話します

最近では、テレビコマーシャルなどでも使われるようになった「レジリエンス」という言葉。また、テレビドラマなどでも、レジリエンスの高い人をモデルにしたドラマがとて人気があります。

今日は改めて、久しぶりにこの「レジリエンス」についてお話します。

こんにちは、心と脳をポジティブでしなやかに整える専門家の長沢です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートをしています。

ちなみに、僕はポジティブ教育コーチ、レジリエンストレーナーという資格を持っています。

僕が資格を取ったときには、「レジリエンス」という言葉はまだまだ一般的ではありませんでした。

東日本大震災後のとき、アメリカのメディアが、被災地で人的な混乱が殆どなく辛抱強く生活する人々の様子をみて、「日本人はレジリエントだ!」と報道し、日本でもレジリエンスという言葉が広がりました。

その後も、海外のメディアが「日本人は精神的に強靭だ(レジリエント)!」と外側から見た印象として称しました。

そこで、今日は、ちょっと一般的にも知られるようになってきた「レジリエンス」について改めてお話したいと思います。

逆境や試練を乗り越える秘密がわかります。

ではどうぞ!

レジリエンスとはなにか?

そもそも「レジリエンス」とは何かということです。

「レジリエンス」とは、もともとは物理学で使われていた言葉で、物体に加わる外力をどのくらい吸収し、どのくらいの力を取り除いて元の力に戻ろうとするかと言った力のやり取りに関する能力のことです。

この「レジリエンス」という言葉は、生態環境学や人間の社会環境システム、経済面、都市国家論など各分野でそれぞれの分野固有の意味合いを受けて使われています。基本的には、「弾力性」や、「復元力」、「回復力」と言う意味合いは共通しています。

心理学でも心理学特有の意味合いを持ちながら使われるようになって、僕のようにポジティブ教育コーチやレジリエンストレーナーとして活動する方たちも多数います。

心のレジリエンスの3つの区分

心のレジリエンスは大きく分けると次の3つに分けることができます。

  • 再構成力としてのレジリエンス
  • 抵抗力としてのレジリエンス
  • 回復力としてのレジリエンス

です。

再構成力としてのレジリエンス

再構成力としてのレジリエンスとは、変化したあとの力と言われます。

心的外傷後成長とか逆境後成長として研究されています。少し難しい概念ですので、ここでは説明しませんね。

抵抗力としてのレジリエンス

抵抗力としてのレジリエンスとは、もともとの力の一つで、ストレスや逆境の受け止め方の個人差として説明されます。

回復力としてのレジリエンス

回復力としてのレジリエンスとは、適応力とか、回復力、順応力と言われ、一番研究されているものです。

抵抗力としてのレジリエンスについて

同じようなストレスや困難を目の前にしても、それをチャンスに変えて成功をする人、そんなのはストレスとも困難とも感じずに進んでいく人、負けてしまう人と人それぞれです。

同じ環境条件で異なる反応をするのはなぜかということは、ある程度説明できるし、またトレーニングで変えることも出来ます。

人は、生存のために原始時代から身につけて来たものに感情があります。原始時代とても弱い存在であった人は周りの驚異に対応するために感情を機能的に発達させてきたんですよね。

感情というのは、ある要因(物理的、精神的、社会的)に対する反応のことです。つまり、一体何が起きてるんだ?とある要因を理解して評価したことで起きる結果のことです。

そして、その感情は特定の行動がおきます。例えば、恐竜に直面したときに「怖い」という感情が生じ、戦うか逃げるという行動からその時に必要な行動を起こします。

個人差というのは、このある要因に対する適切な反応を示し、適切な行動を取るかという差が個人差として現れると言われています。

回復力としてのレジリエンス

回復力としてのレジリエンスが最も研究されています。

最も有名な研究として、ハーバード大学で4世代の研究者たちに受け継がれてきた長期縦断的研究「グラント研究」があります。

1939年から1944年までに卒業した学生のうち成績優秀で、身体的・精神的障害に関する記録のない健常な学生で、なおかつ研究に対する適正試験や面接を受けて選抜された268人のハーバード大学の学生を対象に、心身ともに健全な状態で長生きしたもの、幸せな結婚生活を長続きさせたもの、仕事で成功を収めたものなどが特定されていきました。そして、彼らの特徴はいずれもレジリエンスが高いということでした。

彼等が、様々な出来事(戦争や転機)に健全で柔軟に対応し、人生を積極的に切り開いていることに対して、ポジティブな要因とレジリエンスとの関係が注目されてきました。

それが、回復力としてのレジリエンスです。

この長い研究を通して、僕たちの日常や仕事・勉強、人間関係にたいしてレジリエンスが強く影響していることが明らかになりました。

まとめ~長期縦断的研究で明らかになってきたレジリエンスの効用

様々な悪影響に健全で柔軟に対応し、人生を積極的に切り開くポジティブ要因とレジリエンスの関係性について、これまで検証されてきた具体的な効用

  • 課題に集中し、活力的に、的を得た働き方
  • パフォーマンスの向上
  • 創造的で包括的問題可決能力
  • 限られたソースの有効利用
  • ストレスに対する効果的対応
  • 他人に対する効果的な働きかけ
  • リスクアセスメント能力が高い
  • ネガティブな出来事に対するより良い対応力
  • 営業成績の向上
  • 問題行動の減少

など、ほんの一部ですが僕たちの生活に身近なものばかりですよね。

ぜひレジリエンスに興味を持ってレジリエンス力を高めていきましょう。

それではまた。

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