人の不思議さを思う

人って本当に不思議だなと思います。

特に「心」は、不思議ですよね。

今日は、そんな人の不思議さの話です。

こんにちは、メンタルトレーナーの長沢です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。

人って本当に不思議です。現在の科学力をもってしても人のことはわからないことだらけなんだそうですよ。

今日は、そんな人の不思議に付き合ってきた僕が、考えてきたことをお話します。

では どうぞ。

人のことはわからないことだらけ!

人のことは、わからないことだらけなんです。もしかした、宇宙のことと同じくらい、いやそれ以上かもしれません。面白いですよね~!

現代科学の水準をもってしても、人のことは半分もわかっていないのではないでしょうか。

例えば、脳に関しては、脳の持つ能力の30%くらいしか使われていないと言われます。つまり、脳の70%以上のことがわからないからです。

心のことはもっと不思議です。

心の持つ能力(潜在意識とか深層心理とか言うやつですね)は10%くらいしか使われいないという人もいます。本当?と思いませんか?

でも、数字のことはおいておいても、実際に、現代科学の水準を持ってしても、本当に人のことはわからないことだらけなんです。本当に不思議な生き物ですし、考えるだけで面白いですよね。

 

医療と心理療法

僕はレジリエンスとポジティブ心理学を基礎としたメンタルトレーナーですので、「心」についてお話していきます。

そもそも、人の不思議さがあるからこそ、医学があり、心理学や哲学が産まれ、そして、医療と心理療法が発展してきたんだと改めて思います。

そして、医療と心理療法を仕事とする人たちもまた、たくさんいます。

何やら怪しげなものからしっかりと理論に基づいた医療と療法を行うものまで様々です。

 

医療を行うものが全てまっとうかと言うと、怪しげな治療をしている人もいますよね。

心理療法においても、セラピスト、コーチ、トレーナー、スピリチュアル、占いと幅広いですが、怪しげなものからしっかりとしたものまで色々です。

そういう僕も、ポジティブ心理学とレジリエンス研究を土台に様々なトレーニングを行いますが、見方によってはかなり胡散臭いかもしれませんよね。

わからないことだらけだからこそ、胡散臭いことから科学的なことまでまかり通ってしまう。

特に脳と心の問題は、いまだに分からない事だらけで、僕たちの仕事が無くならない理由もここにあります。

心に関しては、10%くらいのことしかわかっていないという人もいます。

そのため、深層心理とか潜在意識などの言葉が使われたりします。

心の問題を抱える大人が増えている

生きにくさを感じる人が多い現代のような時代には、心の問題が表面化しやすいですね。

普段はクールに見えている人でも、ちょっとしたことで切れてしまう。

普通に生活していたと思われる人が大きな事件を起こしてしまうというケースも最近は多いですよね。

心の奥深くに抱えた問題がこのストレス社会で噴出しやすくなっていると考えたりします。

 

難しいのは、症状だけを見ていては、何も解決しない場合があるということと、今日ではそういうケースが増えていると感じることです。

 

落ち込んで、毎日を泣き暮らしている人がいるとします。

家族、あるいは周りの近しい人が心配して、心療内科や心理療法家へ連れていきます。ところがどちらへ行くかで結果は全く違う場合があります。

同じ症状でもです。

 

症状だけ見れば、心療内科では、「うつ」と診断し、薬を出すかもしれません。心理療法では、認知療法を施されるかもしれません。

それは症状にあった治療と療法を行うという当たり前のことで、間違ってはいません。

どちらも症状に対する方法をもってえいるので、対処療法的な行いは出来るのです。

それで、良くなれば問題はありません。

でもそれで、対処できな場合もあります。

本当に不思議だなと思います。

同じ症状なのに、対処方法はたくさんあり、どんな方法でもうまくいくときもあれば、全てだめなときもある。

 

そういう場合はやはり心の奥そこに原因を探さなければなりません。

特に心の問題は、原因がわかりにくいことが多いです。

その場合は、原因を本人も自覚していない心の奥底まで見ていく必要があります。

心の奥底に隠れていたものを見つけられた時というのは、本人自身が忘れていたことなど思いがけないことが原因だということがほとんどです。

 

症状だけ見ていてはわからない事はまだまだたくさんあるのだと自覚しながら進んでいくしかないですね。

人の不思議さに見る〇〇効果

人間の不思議さでもう一つ考えて置きたいのは、悩みを抱えてきた人と医者、療法家との信頼関係です。

「プラセボ効果」というものがあります。

人のことを理解しようとして、これまで研究機関では色々な実験をし、わかってきたことももちろん多いです。

よく「〇〇効果」という言葉を聞いたことがあると思います。

これは、被験者の方に、様々なシチュエーションを用意し、そこから得られる反応を意味づけし、結果として、まとめたものを〇〇効果として表しています。こういう場合、多くの人は、このような反応をするとかですね。

 

「プラセボ効果」もその一つです。

プラセボ効果

抗うつ剤や睡眠薬など、多くの薬は、別の偽薬(プラセボ)でも本物と変わらない効果が見られるというものです。

つまり、薬の効果のかなりの部分は、医者に見てもらい、薬を処方されたという心理的な効果に由来があるというものです。実際にこの効果というのは、医者に対する信頼が高くて、医者との関係が良いほど強いということもわかっています。

これもまた人の不思議として面白いですよね。人との関係の中で信頼関係と安心感が生まれることで、治療効果が高まるということ。

何か現代的な流れに取って示唆的でもあるの感じます。

まとめ。

今日は、人の不思議さについてお話してきました。

最近の殺伐としたニュースを見聞きする中で、改めて、人の不思議、特に心の不思議さを考えます。

「いつもは穏やかな人だった。」

「突然キレた」

など、普通に社会に出て働き、生活していた人たちが、考えられないような事件を起こしたり、心を病んだりすることがあまりにも多い今日。

是非、レジリエンストレーニングとポジティブトレーニングを受けて、より豊かで、幸せな毎日を送ってほしいと切実に思っています。

興味のある方は、是非連絡をくださいね。

 

ではまた。

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