不安な時代だからこそやっぱり必要!今こそレジリエンス

コロナ禍の影響で、不安を抱える人が増えているということが言われています。

それは、学校が始まった子どもたちの中にも見られるそうです。

まさに子供から大人まで、学校や仕事、生活がこの先どうなるのかという不安を抱えています。ある調査によると、大学生の4人に一人が大学をやめるかどうか悩んでいるとの報告もありました。

今日はこんな不安な時代をどう乗り切っていけばいいのかについてお話します。

こんにちはメンタルトレーナーの長沢です。

自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。

こんな先が見えない不安な時代だからこそ、やはり「今こそレジリエンス」です。

なぜレジリエンスなの?

最近は、レジリエンスという言葉をいろいろなところで耳にするようになってきました。それだけレジリエンスという言葉が定着してきたのかなと思います。

なぜこんなにレジリエンスが話題になるのかというと、

レジリエンスが変化に柔軟に対応していくことができる力のことであり、これからの変化にとんだ時代にますます求められる力だということが理解されてきたからです。

コロナ禍で生活スタイルがガラリと変わりました。

長い自粛期間での制約された生活。

仕事の制限。

多くの人たちの生活に影響を及ぼしました。

その変化は、決して自ら望んだものではなく、変えられたものです。

そのようなとき人はとても不安になります。

でも、こんな思いもかけない環境の変化に柔軟に対応できるのがレジリエンスなんです。

そんな話題のレジリエンスが今まさにこの不安な時代に必要です。

レジリエンスって何?

それではレジリエンスって何?ということですよね。

簡単に説明すると、「しなやかで柔軟な心」ということになります。

竹やスポンジ、ゴムボールを連想する人もいますね。

例えば、硬い木ですと力を加えると折れてしまいますが、竹は柔軟に曲がり、力が加わらなくなるとしなやかにもとに戻ります。

スポンジやゴムボールも力が加わると凹みますが、もとに戻りますよね。

レジリエンスというのはそんなイメージです。

だから、復元力・回復力と表現する場合もあります。逆境力なんていい方をする人もいます。

そして、このレジリエンスはというのはどんな人も持っているんですよ。

でも、日頃から使ったり鍛えないと弱くなっていくんです。それで、よくレジエリエンスを鍛える・訓練するという意味でレジリエンスマッスルと言って筋肉に例えたりします。

レジリエンスマッスル(心の筋肉)

レジリエンスの力には次の4つの力があると言われます。それらを総合的に鍛えることでレジリエンス力が高まります。

  • 信頼できる人を持つ(ソーシャルサポート)
  • 自尊感情(自分の強み/弱み)
  • 自己効力感(自分にはできると思えること)
  • ポジティブ感(好きなことや好きなものがあること)

この4つの力を毎日使って鍛えていくことで、なにか困難にあったときにうまく力を発揮してくれるようになります。

レジリエンスを身につける方法

ここからは、毎日の生活を豊かに楽しく過ごすためにできる5つのことをお話します。

直接レジリエンスを身につける訓練というよりは、この5つの方法を取り組むことで、感情や身体が落ち着きセルフコントロールがしやすくなります。

心や身体が落ち着いてくると、自分の周りの環境を大きな視野で捉えることができるようになるので、レジリエンスが高まっていくんです。

  • 運動
  • 音楽
  • マインドフルネス
  • ライティング
  • 没頭できる活動
運 動

なにか不安なときや心配事で頭を占領されたらまず動くことです。

運動は、気分や不安、注意力に良い影響を与えることが科学的にもわかっているんです。

その他にも、ストレスや脳の老化にも効果があります。

音 楽

音楽を聞くと心落ち着いたりしますよね。

脳の研究でも、音楽のポジティブな効果が明らかになっていますし、不安を和らげたりリラックス効果が期待できます。

マインドフルネス

マインドフルネスは、今に集中するということです。

以前にも書きましたが、人が不安になるのは、まだ起きてもいない未来のことを考えすぎて、『妄想』が膨らんだ状態になるからです。まだ起きてもいないことや過去にとらわれるのではなく今に集中し、今やるべきことに目を向けていくということです。

呼吸法や瞑想が効果的です。

ライティング

なにか落ち込むことや不安になるようなことがあったときに、その時の自分の感情や考え等を文字にすることはとてもポジティブな効果があると言われます。

書くことで自分が感じていることの意味や意義がわかったり、考えが整理されるので対処しやすくなります。

没頭できるような活動

自分を忘れるくらい夢中になれるよな活動をすることで、高揚感を感じて元気になったり、リフレッシュすることができますよね。

読書や音楽活動、スポーツなどがあります。

まとめ

今日は、このコロナ禍の中、子供も大人も不安感を抱えている人が多くなっている今日、こういう時こそレジリエンスが必要ですということをお話しました。

レジリエンスの4つの心の筋肉を毎日使い、レジリエンス力を高めることで、どんな環境の変化や困難なことにも対応していくことができるようなになります。

今日は毎日の生活の中で楽しく豊かに過ごすことができることを5つお話しました。

ぜひこれらを実践し、心と体を落ち着かせてくださいね。

 

今日も最後ま読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

 

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