またもや、まん延防止ですね。
なかなか日常が取り戻せなくてストレスが溜まったり仕事や勉強での生産性が上がらず苦労していませんか?
今日は、ストレスから抜け出し、生産性を上げる方法について書いていきます。
こんにちは、メンタルトレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
ストレスは過去の出来事やまだ来ない未来に後悔や不安・恐れを持つことからくるものです。ストレスは仕事や勉強の生産性にも影響を及ぼします。
ストレスが原因で、仕事や勉強に集中できなかったりしますよね。
そのため、集中する方法としてマインドフルネスが推奨されます。
マインドフルネスは、今に集中するということです。瞑想などのトレーニングを通して今に集中する力を身につけるものです。
今日紹介する方法というのは、ポジティブ心理学における理論のひとつで、フロー体験です。
これは、いわゆる「超集中」というものです。
フロー体験であなたを苦しめているストレスから抜け出し、仕事や勉強で好成績を上げましょう。
ではどうぞ。
そもそもフローって何?
フローという言葉はあまり馴染みがないかもしれませんね。
よくスポーツ選手等が「ゾーンに入った」などと話しているのを見聞きしたことはありませんか?
あのゾーンというのがフロー体験のことです。ゾーンに入るとかゾーン体験といいます。
いわゆる「超集中」している状態です。集中を超える集中状態です。
具体的なフロー状態とは
一般的にフロー状態というのは、
- 他のことが気にならない状態
- 自分のことも気にならない状態
- 思ったことが直ぐにできる状態
- 自分をコントロールしている感覚の状態
- 自分の行動に対して、結果が自分の思い通りになる状態
- 時間を忘れる状態
- 活動自体が面白かったり好きで、活動に価値を感じている状態
と言われます。
フロー理論とその効果
フローについて最初に提唱したのは、ポジティブ心理学提唱者の一人であるミハイ・チクセントミハイという人です。
フロー状態とは、
「人が活動に没頭するあまり、それ以外のことに関心がなくなる状態」
だと、チクセントミハイは述べています。
あなたも本を読んだりゲームなどをしているときに、時間を忘れて熱中してしまったことがあるのではないでしょうか。その状態が、フロー状態(ゾーンに入っている状態)=超集中している状態です。
スポーツ選手等特別な人だけが経験できるというものではなく誰でもこの状態になることができます。
この状態に入ると、
仕事でも勉強でも、今やっていることに完全に集中し、疲れ知らずで、夢中になり、時間を忘れて没頭します。お腹が空いたとか、のどが渇いたとか、疲れたなども感じなくなります。
そうなると、ストレスのことは忘れ、どんどん仕事や勉強での生産性が上がります。
フロー状態を体験する
フロー状態は、誰でも体験することができます。
フロー体験をするためには、体験することの「スキルと難易度」の兼ね合いが上手く取れていることが条件です。
どういうことかというと、
- スキルが低く、難易度も低い場合は、なんの感動も呼び起こさずやる気が起きません。
- スキルが低く、難易度が高いと不安や焦りが募ります。
- スキルが高く、難易度が低いと緊張感がなくなり、退屈になります。
つまり、
- スキルが高く、難易度も高いという高いレベルで兼ね合いが取れていることが大切です。
フロー体験を促進するために必要なこと
「スキルと難易度」の兼ね合いが整ったら、次に必要なことは、取り組みたい行動の内容です。
その必要な内容とは、
- その行動が好きなことだったり、あるいは、その行動から充足感、満足感、大きな意味を見出しうるか
- その行動のゴールや方向性が本人に明確になっているか
- その行動には、自分が行ったことに対してすぐにフィードバックが得られるか。
- その行動は、フィードバックに対する調整ができるか
ということが必要となります。
まとめ
ネガティブな気持ちになりそうな日が続きますが、今日はそんな感情から抜け出し、仕事や勉強で生産性を上げるための方法について書いてきました。
今に集中するトレーニングとしてマインドフルネスが人気です。これは、持続的な集中力を鍛える方法です。
今日紹介した、フロー体験は、「超集中」する方法です。スポーツ選手等がよく話している「ゾーンに入る」体験と同じです。この体験は誰にでもできます。
仕事や勉強で成果を上げたいときには是非試してくださいね。
ではまた。