心が折れにくくするために、メタ認知を高めたらいいですよ!と以前書きました。
ではどうしたらメタ認知が高められるのか教えてという声が届いたので、今日は、メタ認知を高める3つの方法という記事を書きました。
こんにちは、レジリエンストレーナーの長沢です。
今日紹介した3つの方法は、簡単なことばかりなので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
メタ認知を高める3つの方法
メタ認知を高める3つの方法は、
- 日記をつける
- 要約する
- コーチングを受ける
です。これだけ?とお思いましたか?それとも面倒くさっ!と思いましたか?
ちょっとだけ今日の話題とはずれますが、このことについてどう思ったかもあなたの認知の癖(傾向)が働いているんですよ。(これもまた別の機会に)
それでは、説明していきます。
日記をつける
難しく考えることはないです。ただ自分のことを書くというだけです。
自分の考えた事、思ったこと、思いついたこと何でもいいので書いてみることです。ノートに手書きはめんどくさいという人は、ブログやツイッターなど何でもかまいません。あなたの得意なもので書いてみましょう。
SNSだと、誰かが読んでくれる可能性もありますし、もしかしたらリツイートしてくれる人がいるかも知れません。
そうしたら、ラッキーです。他の人からの意見を参考にできる分、より客観的に自分の書いたものを見れるようになるので、メタ認知を高めるためにはより効果がありますね。
要約する
具体的には、
- 自分が読んだ本などのあらすじを書く。できれば人に話してみることがいいですね。
- 会議や打ち合わせの要点をまとめる。(図式化してもいいです)
などが考えられます。
要約ができるということは
- 全体がわかる(俯瞰できる)
- 重要なポイントが理解できる
- 共通点を把握できる
- その他
ということです。これはまさにメタ認知能力がなければできないことです。
ですから、要約する事を繰り返し行っていくことでメタ認知を高めていくことができるのですね。
コーチングを受ける
私のようなトレーナーにコーチングを受け考え方の傾向を指摘してもらうことで、もうひとりの自分を意識的に作ってしまうということです。
コーチングを受ける中で、自分の考え方の傾向がわかり、直していく方法がわかることで、自分でも客観的に自分をみていくことができるようになってきます。
ある意味一番早く、メタ認知を高める方法だとも言えます。
メタ認知とは
メタ認知というのは、自分の考えや行動を、鳥のように高いところから広くみることです。これを俯瞰してみるといいます。
別な言い方をすると、自分をもう一人の自分が客観的にみているということです。これはレジリエンスを高める上でもとても大切なポイントになります。
例えば、「こんなに頑張っているのになんで結果が出ないんだ」とへこんでいる時に、メタ認知の低い人は、結果が出せないことにばかり考え、へこんでいる状態です。
ただただ、目の前の状況に動揺して、へこむだけで、なかなかそこから抜け出すことができません
でも、メタ認知が高い人は、もう一人の自分が「自分は今結果がが出なくてひどくへこんで、情けない顔をしてんだろうな」とか「結果が出ない状況の全体」を考えることができます。
へこんでいる状況を客観的に把握することで、ぞの状況から抜け出す方法が考えやすくなります。
この例で言えば、結果が出ない原因を俯瞰して見てみると、結果が出ない原因がどこにあるのかだとか、結果はもっと先にあるのかだとか、どうすれば結果に結びつくのかなどなどが冷静に判断できるようになります。
そうするとへこんでいる自分から立ち直るのも早くなりますよね。
まとめ
心が折れやすい人の特徴の一つである「メタ認知」を高める方法について書いてきました。
あなたももしメタ認知が低いのではないかなと思ったらぜひ取り組んでみてください。
メタ認知を高める方法は案外簡単で習慣化してしまえばいいですよね。
メタ認知を高める方法は、
- 日記をつける
- 要約する
- コーチングを受ける
です。是非試してください。
それではまた。