長引く新型コロナウィルス対策の影響でなかなか先行きが見えなくて不安になったりします。
こんなときだからこそ、おすすめしたいトレーニングがあります。
こんにちは、メンタルトレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は、こんな時代だからこそ、将来への不安や後悔にとらわれないで幸せに生活するためのトレーニングを紹介します。
こんな時代だからこそ行うべきトレーニング
新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言も各地で延期が決まりました。なかなか先行きが見えない中、不安がつのっている方が多いのではないでしょうか?
今日は、こんな時代だからこそ、将来への不安や後悔にとらわれないようになるためのトレーニングを紹介します。
マイナス思考などのネガティブな考え方や症状をなくすトレーニングで、人生をよりよく生きるための幸せ力を目指すトレーニングといってもいいかもしれません。
人生をよりよく生きるためのトレーニング
人生をよりよく生きるためのトレーニングというのは、
- マインドフルネストレーニング
- レジリエンストレーニング
- ポジティブ心理学的トレーニング
の3つです。
マインドフルネストレーニングやレジリエンストレーニングはこれまでに何回か紹介してきたので、重なる部分もあると思いますが、やはり重要なトレーニングとなりますので基本的なやり方を紹介していきます。
今日は、このなかから、マインドフルネストレーニングを紹介します。
最近では、よく聞くようになったトレーニングですが、間違った理解や誤解があったりしますので、再度基本をおさえてほしいと思います。
マインドフルネストレーニングとは
不安や緊張などつらい気持ちというのは、過去や未来にとらわれることから生じるものです。
これから起こるかもしれないことを想像して不安や緊張、恐怖を感じたり、過去の失敗や嫌なことを思い出して後悔、怒りなどの感情をつのらせてしまうのです。
このような状況に対して、マインドフルネストレーニングは「今この一瞬、一瞬」に集中するトレーニングです。
マインドフルネスで勘違いされやすいことは、今この瞬間に集中するということを「無」になると思い込むことです。
マインドフルネスというは基本的には、気づきを得ることです。
感情や考え方など、それらに気づくことが第一歩です。
その気付きに判断をくださないでただ眺めるというのが第二歩目です。
つまり、
大事なことは、本質的なことに気づくことで、心の平穏につながるという考え方です。
とはいえ、なにか特別なことをしなければならないかというとそうではありません。
また、仏教の瞑想と考え方が似ていることからマインドフルネス=瞑想と捉えられがちですが、そうではありません。
マインドフルネスでは瞑想もトレーニングの中の一つに過ぎません。
このマインドフルネスの今に集中し気づきを得るということが身につけば、どんなところ、どんな形でも行えます。
具体的なトレーニングの方法
それでは具体的な方法についてお話します。
現代社会で、僕たちは、毎日の生活の行動を何気なく過ごしたり、また、自動化しています。
例えば、ご飯を食べるとき、テレビを見ながら食べていたりして、ご飯を食べるということに意識を向けてはいないことのほうが多いですよね。
まさに、ブラインドネスな状態です。
そのために食べることに喜びを感じることも少ないです。そして、自分がどのくらい食べているかなど意識しないこともあります。
マインドフルネスで大切なポイントは
今やっていることに意識を向けるということです。
2つ目のポイントは、
ご版を食べているなどの自分がしている行動に対して善悪の判断や評価はしないということです。
3つ目のポイントは、
あるがままに明確に捉えるということです。
この3つがマインドフルネストレーニングにおける基本中の基本です。
まずここはしっかりおさえておいてください。
マインドフルネス瞑想法
それでは、始めていきます。
最初は定番です。
瞑想トレーンング。
これは「今この瞬間」に意識を向けやすい初歩的なトレーニングなので最初に行うことが多いです。
全ての行動を止めて、ただ存在するというのが瞑想の本質ですが、マインドフルネス瞑想は、観察者として今この瞬間に集中して、自分に何が起きているのかに目を向けます。
そして、座ってただ呼吸するだけです。
このトレーニングのポイントは
どんな感情や思考が浮かんでもいいので、その感情や思考を眺めるだけということです。
呼吸法にとらわれなくても大丈夫です。あるがままに呼吸してください。
なにか深い洞察やリラックス効果を求めないようにしてください、
進め方
1.姿勢を正して座る。
2.呼吸に意識を向ける
3.なにか感情や思考が浮かんでも気にしないで、再度呼吸に意識を向ける。
という様に周りの音、自分の感情や思考に意識が行っても構わないので、眺めるだけにして、呼吸に意識を向け直すということを繰り返します。
最初は、1分から2分程度でいいです。慣れないうちはそれでも長く感じます。慣れてきたら5〜10分とのばしてください。
姿 勢
座り方は、椅子でもあぐら座でも構いません。
あぐら座の場合は、座布団を半分にして座ったほうが姿勢を保つのが楽です。
背筋を伸ばし、頭の天辺から紐で吊るされているような感じを意識します。
呼 吸
決められてる呼吸方法はありません。自然で構いません。
基本的には、ゆっくりとした自然の呼吸です。
大体、3秒鼻から息をすい、7秒でゆっくりと息を吐くというような感じです。
一度、時間があって、ゆっくりとリラックスしたときに試してください。
まとめ
今日は、新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言が延長になったりなど、社会全体が混沌として、先が見えない漠然とした不安を抱える人達が増えている中で、将来への不安や後悔にとらわれないようになるためのトレーニングを紹介しました。
先が見えない不安の中では、マイナス思考などのネガティブな考え方をしてしまいがちですが、このトレーニングは、それらの不安や症状をなくすトレーニングです。
人生をよりよく生きるための幸せ力を目指すトレーニングといってもいいかもしれません。
ぜひ時間を見つけて取り組んでみてください。
次回は、他のマインドフルネストレーニングも紹介しますね。
ではまた。