最近「キレやすい人」が多くなった気がしませんか?
年令に関係なくいたるところでキレている人が続発しています。
年を取ってくると、キレやすくなります。
現代では、あおり運転なんかキレる代表的な例ですよね。
今日は、「キレる」ということについて書いていきます。
こんにちは、心と脳をポジティブに整える専門家の長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートしています。
じつは、切れやすい人には特徴があります。
また、それを減らしていく方法もあるので最後まで読んでくださいね。
ではどうぞ!
怒りのコントロールが下手な人の特徴
怒りのコントロールと言うと「アンガーマネジメント」をすぐに思いつきますよね。
でも、今日は別な角度から書いていきます。それはポジティブ心理学的な考察です。
後ろにピッタリとくっついて前の車を煽ったり、挙げ句には、その車を無理やり止めて、暴言を吐いたり、車を傷つけたりといったニュースを度々見ます。
また、年老いた方が、大きな事件を起こすケースも多く見るようになりました。
怒りのコントロールが下手な人の特徴は、
これらの怒りを爆発させてしまう、怒りのコントロールが下手な人の特徴は、基本的には、大きく2つあります。
- メタ認知力が低い人
- 変化に対する抵抗感が強い人
メタ認知が低い人というのはどちらかというと若い人に多い傾向があります。
年齢が高くなるに連れ変化に対する抵抗が強まる傾向があります。
それぞれもう少し詳しく見ていきますね。
メタ認知が低い人の特徴
メタ認知というのは、自分の行動を俯瞰的に捉えることができる力のことです。もう一人の自分が自分の行動を見ている感じとか客観的に捉えるとかという言い方もできます。
メタ認知が高い人は、怒りを感じるような相手の運転に対しても、怒りのコントロールを抑制する力が高いだけでなく、受容力も高いことがわかっています。
メタ認知が低い人の特徴は、瞬間的に怒りが爆発し、それを自制できないことがあります。自制できない理由は、瞬間的な怒りとともに行動を起こしてしまうからです。ある意味、無意識の反応と言えるかもしれません。
だからこそ、自制することはとても難しくなります。その瞬間は制度や法律のことも忘れていると思います。
変化に対応できない人の特徴
変化に対応できない人の特徴というのは、今いる自分の世界を中心に考え、今いる場所、時間、考え方が心地よい世界です。
だから、自分と違う意見や行動をする人が許せないと考えます。そして、相手が悪いのだから懲らしめようという考えに至ります。そのためには攻撃的な行動も自分の中では、必要な行動として疑う余地のないものとなります。
また、自分の中では相手を正そうとやっている行動なので反省はありませんし、悪いことをしているという自覚もありません。いわゆる頑固おやじ的な存在になります)
最も厄介なことは、この傾向にある人は、怒りを反芻してしまうことです。反芻を繰り返すと更に怒りが大きくなり、コントロールできなくなることもあり、よくニュースになるような大きな事件となってしまうことがあります。
怒りをコントロールするに身に着けたいこと
怒りをコントロールするための方法として、アンガーコントロールが有名ですが、ここでは、ポジティブ心理学的な方法をお教えします。
メタ認知を高める
まずは、メタ認知力を高めましょう。これに尽きると言ってもいいかもしれません。
メタ認知を高める簡単な方法はこちらの記事からどうぞ
怒りのコントロールが下手な人
自制心を高めることがまず必要です。そのためには、認知動療法などで考え方の癖を知り、変えていくということが求められます。
また、毎日できる方法としては、マインドフルネスに取り組むことです。マインドフルネスで、ポジティブで柔軟な心を養っていくといいです。
また、ネガティブな感情が起こったときの対処方法を持っておくということがあります。(コーピングリストを作っておく)
まとめ
今日は怒りをコントロールできない人が増えてきたなーという印象を強く受けたので、怒りのコントロールの下手な人の特徴とコントロールする方法について書いてきました。
閉塞的な社会の影響もあるのかもしれませんが、年令に関係なく怒りをコントロールできないで起きる事故・事件のニュースを見るたびに悲しく感じてきました。
特に年令を重ねてきた人たちが起こす事件は、怒りを抑えられなくなって起きてしまったものが多く心痛めます。
ぜひ怒りを上手くコントロールして、ポジティブな生き方をしてほしいと思います。
ではまた。