脳にご褒美をあげてストレスに向き合い前向きな気持ちになれるレジリエンスを高めませんか?
レジリエンスとは、「折れない心」と「しなやかで柔軟な心」のことです。
こんにちは、メンタレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
さて今日は、脳にご褒美を上げるとしなやかで柔軟な心(レジリエンス)になれるということについて書きました。
なぜ脳にご褒美をあげる必要があるのか
どんなご褒美をあげるといいのか
などを知ることで、ストレスに負けないで、新しいことに挑戦する力を知ることができます。
失敗は成功のもと
現代社会はストレスで溢れ、僕たちの心身を摩耗させますよね。だからこそ今、世界中で「レジリエンス」が注目されているんです。
レジリエンスは、「折れない心」とよく訳されますが、僕は「しなやかで柔軟な心」といったほうが良いと思い、こちらを使っています。レジリエンスを身につけると、ストレスに向き合うことができ、前向きな心に変える事ができると言われます。
その注目されているレジリエンスを身につける方法の一つが「脳にご褒美をあげる」ということなんです。
それではどんなご褒美がいいのでしょうか?また、ご褒美とは、何でしょうか?
失敗は成功のもと
スポーツ選手や大きな成果を上げた人が
「今のこの結果は失敗から学ぶことができたからこそ」
「今日の成功はあの失敗がなければなし得なかったものです。」
「毎日のストレスにしっかりと向き合った結果が今日の成果です」
などと話したり書いたりしているのを見聞きしたことはありませんか?
そうこれなんです。これが脳へのご褒美なんです。もちろん失敗すればいいというものではありませんよ。
ただ単に失敗したとか成功したとかと言って浮かれたり沈んでたりしていてもなんの役にもたちませんし心の成長にも繋がりません。
大事な観点と秘訣
成果・成功したその過程であったストレスや失敗にも目を向け、成果・成功と関連付けて記憶していくということです。
つまり、成果・成功というポジティブな記憶と失敗・ストレスというネガティブな記憶をそれぞれ単純に個別で記憶するのではなく、関連付けて(同時性)記憶するということがとても大事なことなんです。
確かに失敗やストレスを受けた過去に向き合うことってものすごく辛いことですよね。
でも、成果・成功体験と結びつけて向き合うことで辛さを乗り越えることができますよ。
そして、まさにこの時こそがレジリエンスを鍛えるチャンスなんですよね!
例えば、
語学の学習なら
「はじめは全く聞き取れなかったけれど、段々と分かる単語が増えてきた。
楽器練習なら
「最初は全く指が動かなくてできなかった。もう本当に絶望的だった。でも、くじけないで、毎日少しでも練習を続けたら段々と指が動くようになった。」
など、どんなに些細な成功体験でもいいですし、ほとんどどんな人にもあるのではないでしょうか?
成果・成功体験というのは、記憶されやすいものです。その時に、成果・成功をあげる過程の中で味わったストレスや失敗も関連付けて記憶するんです。
このことを繰り返し行っていくことで、「失敗やストレスにも意味があるんだ!」と言うことを脳が学習するんですね。
その結果、ストレスや失敗など逆境時にストレス耐性となって前向きなモチベーションを保つことができるようになります。
つまりしなやかで柔軟な心(レジリエンス)になることができるんです。
脳へのご褒美
アスリートやトップ企業の経営者などは忙しい中でも、毎日のようにこの作業を繰り返し行い、自分と向き合ってレジリエンスを鍛えているんですよね。
なんとなく失敗した。
なんとなく成功した。
が許されす世界ではないですから、余計にどんな些細な成功体験でもその過程と向き会い、成果も失敗も同時に記憶することをしてます。
どんなに小さな成果・成功体験でも、その過程を振り返り、成果・成功の喜び(ポジティブ感情)と失敗やストレス(ネガティブ感情)の2つを深く味わうこと、これこそが脳への最高のご褒美となり、しなやかで柔軟な心を作っていくんです。
まとめ
多くの人は
「失敗は成功のもと」とか「失敗から学ぶ」とか言います。
でも、「ただなんとなく成功しても」、「ただなんとなく失敗しても」意味はありません。
その成果・成功までの過程で起こった失敗やストレスまでおも深く、深く、味わい脳にご褒美としてあげることを何度も行うことで、ストレスに向き合うことのできる柔軟でしなやかな心がつくられ、どんな時も前向きでいられ、新しいことへの挑戦意欲を失わない力がついていきます。
ぜひ取り組んでみてくださいね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。