あなたは、計画がうまく進まなかったり、ちょっとした失敗ですぐに落ち込んだりしていませんか?
それってもしかしたら考え方の癖のせいかもしれませんよ。
こんにちは、「人生が変わる折れない心をつくる」メンタルトレーナーの長沢です。
気分が沈んだ毎日を送るのは嫌なものですよね。
今日は、毎日をよりよく生活できるような方法を書いていきます。
毎日が忙しい現代は、考え方に余裕が持てない
なんだか今日はずっとイライラしているなとか怒りっぽくなっているなと感じたことはありませんか?
毎日が忙しい現代は、ストレス社会と言われるように、思い通りに行かないことや人間関係、仕事、勉強など落ち込む原因もたくさんあります。
語学を学んでいても成果がでない、計画が進まない、また忘れてしまったなど、気分が落ち込みそうなことがたくさん起こります。
落ち込んだりイライラしているようなときというのは、自分の行動や可能性を制限してしまいがちです。
なぜ、落ち込んだりイライラしているのかちょっと立ち止まって見つめ直す時間を作りましょう。
自分の考え方の癖に気づきましょう!
私達は、毎日毎日、たくさんの判断をします。それは本当は、脳にとってとても大変なことなんです。
そのため、無意識のうちに、省エネのためにだんだんと自分なりの考え方の基準を作り、それに基づいて行動するようになります。
その基準はその人の性格、経験や環境などと深く結びついていて、物事の受け取り方や行動を決めていきます。
でも、この基準が現実から離れていたり歪んでいたりすると、正しく判断できないことが続いてしまうことがあります。
そうすると、気分を落ち込ませたり否定的になったりなど悪循環に陥ることになる可能性があります。
まずは、自分の考え方の癖に気づくことが大切です。
よくある考え方の癖
0か100思考
「物事に白黒をつけないと」と考えてしまう思考の癖です。
白黒思考とも呼ばれます。
ちょっとした失敗も許せなくなり、100%でなければ意味がないと考え、グレーであったり不確かなことを認められなくなります。
ネガティブ化思考
世の中や他人の悪い側面のみを選んでしまう思考の癖です。
自分の長所も目に入らず自分の失敗ばかりに目がいってしまいます。
すべき思考
自分や他人の行動に「~すべき」「~しなければならない」と実際の起きている問題や背景に関わりなく判断したり批判する思考の癖です。
自分に過度のプレッシャーを掛けてしまったり、他の人の些細な行動にも目がいってしまい怒りに悩まされたりします。
レッテル貼り思考
「自分は〇〇人間」と決めつける思考の癖です。
たまたま起きたことに対しても「自分はダメ人間」といった偏ったレッテルのせいで自分がどんどん嫌いになったりします。
先読み思考
根拠もなく勝手にストーリーを作り上げる思考の癖です。
例えば、勝手に先読みし、「~に決まっている」と落ち込んだりします。
拡大過小評価思考
短所は大げさに、長所は過小に評価する思考の癖です。
人は、もともと良いことよりも悪い事のほうが強烈に感じてしまうものですが、それが行き過ぎていることがあります。実際のこととは全く違った評価をしていることがよくあります。
マイナス思考
すべての物事にマイナスの意味付けをしてしまう思考の癖です。
良い結果を出したとしても、「まぐれだから」とか「あのくらい誰だってできる」と考えて、どんどん自信をなくしていきます。
感情的思考
理性ではなく感情で判断してしまう思考の癖です。
感情を真実そのものとみなしてしまうので、ちょっと無理な理由でも正当に感じられてしまいます。
苦手な行動を先延ばしにするときに生じやすい思考の癖です。
まとめ
イライラしたり落ち込んだりしたときは、自分を客観視するのが一番です。
自分がイライラしたり落ち込んでいるなと感じたら一旦深呼吸をして、自分と向き合ってみましょう。
そして、もしかしたら間違った思考の癖に陥っているかもしれないと考えてみましょう。
繰り返し自分と向き合うことで、自分の考え方のくせに気が付きやすいようになります。