上手な気持ちの伝え方

僕たち日本人の特徴として、相手に自分の気持ちを伝えるのが苦手というのがあります。

そこで簡単なトレーニングとして感謝スキルを学ぶと良いですということを前回書きました。

詳しくはこちらです。

今日は、別のトレーニングを紹介します。

こんにちは、ポジティブな生き方で、人生も仕事も充実させ、幸せと成功へと導くメンタルトレーナーの長沢です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。

今日は上手な気持ちの伝え方を身につけるトレーニングの紹介です。

「アサーション・トレーニング」といいます。

それではどうぞ。

アサーション・トレーニングとは

アサーションと言うのは、自己表現とか意見表明という意味で、

自他を尊重した自己表現もしくは自己主張のこと

です。

アサーションをもとにしたコミュニケーションというのは、

自分と相手の人権を尊重した上で、TPOに応じた適切な言い方で、自分の意見や気持ちを表現することです。

自己主張の代表的な3つのパターン

①攻撃的パターン(I am OK. You are not OK.)
自分の気持ちを一方的に投げつける感じですね。これでは、関係が悪化してしまいトラブルのもとになってしまいますよね。

②非主張的パターン(I am not OK. You are OK.)
自分の気持ちを伝えないというか伝えられないパターンです。このような場合は、自分自身にイライラしたり、人付き合いが面倒になったりしますね。

③自分も相手も尊重するパターン(I am OK. You are OK.)
対等で心地よい人間関係のパターンです。自分の行動に責任と自信を持っていることが伺えます。

アサーションな自己表現とは

アサーションな自己表現とは、当然、相手を攻めたり、自分の気持ちを伝えたりすることではありません。相手も自分も尊重する対等な関係での自己主張です。

ではどのように表現したら良いのかというと、「I(アイ)メッセージ」です。

アサーションな自己表現の例

〇〇のとき、私は、〇〇と感じます。(状態を伝える)

なぜなら、〇〇だからです。(理由を伝える)

私は、〇〇して欲しいな。(提案を伝える)

ここでちょっと注意ポイントです!

相手がいることですので、必ずしも、相手が自分の気持ちを受け入れてくれるとは限りませんよね。あくまでも、お互いの気持や意見の相違があるということは承知しておいてくださいね。その上での受け入れる気持ちがあってこその表現です。

まとめ

日本人が苦手とする自己主張や感謝の気持の伝え方。でも、ちゃんとトレーニングすることで、相手との対等で心地よい関係を築くことができます。

感謝トレーニングや、アサーション・トレーニングと言うごくごく簡単で初歩的なトレーニングを紹介しましたが、ぜひ取り組んでほしいと思います。

大事なことは、上手にコミュニケーションをとることで、相手にも喜ばれるのですが、相手の反応から自分も心地よい感じを受けたりすることで自分の行動が変わってきたり、レジリエンス力が高まって、ポジティブな行動力もついてくるんです。

ぜひ取り組んでくださいね。

ではまた。

 

 

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