多くの人が予想していたように寒さとともに、コロナウィルス感染もまた広がってきましたね。
そんな中、こんな言葉を耳にすることが増えていませんか?
「正しく理解して、正しく恐れましょう!」
何か分かるようで分かんないですよね。
今日は、「正しく理解して正しく恐れる」ということについてお話していきます。
こんにちはメンタルトレーナーの長沢です。
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は、また第3波を迎えているコロナウィルス感染と正し付き合う方法についてお話していきます。
恐れと不安
よく間違うのが、「恐れ」と「不安」を同じように考えてしまうことです。
まずこの違いを理解することが大事です。
「恐れ」というのは
具体的な物事に対する防衛反応のことです。
一方、
不安というのは、
未来や過去といった見えないものへの漠然としたストレス反応です。
極端な言い方をすると、
怖れと不安の違いは、「目の前の危機にたいする感情」と「妄想」の違いです。
「恐れ」は原始の時代から弱い人間が生き延びるために身に着けてきた生存本能の一つです。
「恐れ」を抱くことができるからこそ、その対策を考え、対処して、生き延びてきたのです。
今日のコロナ騒動にしても正しく理解していくことが大切です。
コロナに対しても正しい理解ができないといたずらに不安だけがつのります。
正しく理解しないと正しく恐れられない。
人は知らないもの、理解できないものには不安になる
今の多くの人の中にあるコロナに対する感情は「不安」なのではないかと思います。
「GO TO トラベル」後の感染拡大も、この「不安」が大きく影響しています。
根拠のない「不安」感から開放された人たちが、
根拠のない安心感で、正しく恐れることを忘れてしまった結果です。
確かに人の移動は感染リスクは高まりますが、
正しい理解のものとで、正しい恐れを知っていれば少々の移動は問題ないはずです。
そもそも、旅行と飲食だけで経済が回るわけがありませんしね。
ワクチン開発は喜ばしい!でも・・・。
トランプさんの大統領選落選が確実になったのを見計らったように発表されたワクチン。
この事自体はとても喜ばしいことですよね。少し先が見えてきた感じがあります。
でも、このことについても正しい理解がないとただのぬか喜びに終わり、期待と違ったときひどい落ち込みに繋がります。
例えば、
何回ワクチンを打てばよいのでしょう? 1回? 2回?
マイナス80度で保存できる施設は、日本にどのくらいあるのですか?
コロナウィルスの変容のスピードについていけるのでしょか?
などなど、流される情報だけではわからないことはたくさんあります。
ワクチンの数だけ聞かされて喜んではいませんか?
正しく理解し正しく恐れましょう。
まとめ~正しく理解し、正しく恐れるとは
普通はあまり恐れと不安を区別して捉えることはしないと思います。
でも、恐れは生存本能であり、自己防衛のための感情です。
不安は、未知へのストレス反応です。
正しく理解することで不安からは解消され正しく恐れることができます。
それでは具体的にはどうすればいいのかというと、
「自分でできることをする。」
ということです。
他人やテレビなどの媒体の情報にしか接していないと自分ではどうすることもできないことに振り回されてしまいます。
そうして不安だけが募ります。
そういった自分ではどうすることもできないものは手放すことが一番です。
恐れを感じることは本能なので悪いことではありません。
不安と恐れをしっかりと区別して理解しましょう。そして、不要な不安感はなくしてしまいましょう。
恐れの感じ方は人それぞれ違います。人と比べたり完璧を目指す必要はないので、自分でできる範囲で安全のためにできることをやりましょう。
こんな時期だからこそ、ちょっと自分を俯瞰して見れたらいいなと思って書いてきました。
どうぞ、一方通行の情報に左右されないで、自分でできる範囲でできることをやって安心で安全に過ごしてくださいね。
ではまた。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。