テレビCMのようなタイトルですが、真面目に書いています。
今日は、科学的にも証明された「幸せになる方法」について書いてます。
こんにちは、心と脳をポジティブでしなやかに整える専門家の長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートをしています。
今日は、ポジティブ心理学の研究から紹介します。
今までにも何回か紹介してきた、ハーバード大学における長期縦断的研究です。
ではどうぞ!
研究で明らかになった幸せになる人の共通点とは何か?
ハーバード大学は、長期・短期に関わらず「幸せ」に関する研究が盛んに行われています。
今回紹介するのは、『幸せの研究』でも最も有名な「ハーバードメン研究」です。
この研究は、75年間という長い期間に渡って「人の幸福度に影響を与える要素」について研究したものです。なんとも気の長い研究ともいえますが、実際世界で最も長期にわたる研究と言われているんですよ。
ハーバードメン研究とは
ハーバードメン研究とは、ハーバード大学に在籍した268名の学生に対して卒業後も毎年、健康診断と心理テストを行い、様々な項目についてどのような人生を歩んでいくのかを追跡調査したものです。
様々な項目には、仕事、収入、結婚(離婚)、子育て、老後などなどがあります。
研究で明らかになった幸せになる人の共通点とは何か?
75年間という長い期間に渡って研究され、発表された結果とは、
「研究対象のトップ10パーセントの『幸せな人生を歩んだ人たち』は、人生で『温かな人間関係』を築くことができていた。」ということでした。
この人達は、温かな人間関係を築く事ができなかった人々と比較して
- 年収が高い人
- 専門的分野で成功を収めた人
の割合が3倍も高かったとされました。
つまり、幸福度や仕事での成功に最も影響を与えた要因は、
『温かな人間関係』を築くことができたかどうかだったということです。
これがポジチブ心理学におけるコペルニクス的大発見と言われる
「成功するから幸せになるのではない。幸せだから成功するのだ。」というものです。
ここから言える科学的な結論は、
「温かな人間関係を築ける人こそが幸せになれる」
ということです。
そこにに愛はありますか?~温かな人間関係を築くために必要なことは何か
温かな人間関係を築くために必要なことは何かというと、これも研究で明らかにされています。
書いていてもちょっと照れてしまいますが、それは「人を愛する能力」です。テレビCMでいうところの「そこに愛はあるんか?」というやつですね。
「人を愛する能力」というのは、科学的にもわかっています。これは脳に受容体があって、その受容体の濃度が影響しているということです。ただこの濃度というのは、生まれつき決まっているので、どうすることもできません。
でも「人を愛する能力」は先天的なものと諦めるものでもありません。強化方法があるんです。
「人を愛する能力」を高める方法
「人を愛する能力」を高める方法は、幸せホルモンとしてよく登場するオキシトシンを増やすことです。
ご存じの方も多いと思いますが、オキシトシンが脳内で分泌濃度が高まると、人を好きになったり、人と仲良くしたくなったり、人に共感する、親切にする、人付き合いの不安が減るなどの効果が見られるようになります。
それでは、どうすればこのオキシトシンの分泌を促し濃度を高めることができるのかですよね。
「幸せホルモン」オキシトシンを分泌させる方法
それでは、オキシトシンの分泌を促し濃度を高める方法についてお伝えします。
- スキンシップ
スキンシップは、その名のとおりですが、人と直接触れ合うことです。効果的には、8秒間くらいで十分です。そんな人はいないという方は、動物とのスキンシップでも大丈夫です。これも科学的に、動物との触れ合いでもオキシトシンの分泌を促すことがわかっています。 - 心温まる映画を観る
これはミラーニューロンの利用で、自分の体験のように認識して、感情移入することができます。 - 一日5善
よく一日一善といいますが、毎日1善を1週間続けるよりも、まとめて1日に5善したほうが効果があります。
の3つです。全部をやる必要はありません。実行しやすいもの一つだけでも効果はあります。
まとめ
今日は、幸せになる方法について書いてきました。これまでにも何回かに分けて書いてきましたが、今日はまとめの意味も込めて、少し丁寧に書きました。
ポジティブ心理学が発見した、「成功するから幸せになるのではない。幸せだから成功するのだ。」ということを科学的に明らかにしたハーバード大学での長期縦断的研究の成果を簡単にまとめてみました。
やってみたい、これならできそうというところからぜひ始めてください。
お手伝が必要であれば是非連絡くださいね。
ではまた。