今日は、メンタルヘルスとウェルビーイングと仕事の関係について書いていきます。
ちょっとショッキングな内容です。
こんにちは、心と脳をポジティブでしなやかに整える専門家の長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートをしています。
今日は、メンタルヘルスとウェルビーイングに関する調査研究からの内容です。
ではどうぞ。
日本は16か国中15位って何?
この調査は、アクサ生命が毎年行っている職場のマインドヘルスに関する研究です。
この研究は、心の不調に対する偏見をなくして、総合的な健康を促進するための取組の一環として取り組んでいるものです。
ヨーロッパ、アジア、北、中米の16カ国において調査したものです。
先日その発表がありました。
今回の調査では、職場におけるメンタルサポートと従業員の定着率・生産性の相関性が明らかになったとしています。
そのうえで、
職場が従業員のメンタルをサポートする体制構築の重要性が明らかになったとのことです。
日本においては、特に職場におけるメンタルヘルス対策がとても大きな課題となっているということが調査から明らかにされました。
「心の健康」を示す指標
日本は、この「心の健康」を示す指標で、調査対象16カ国中15位だったんです。(まあー毎年低い順位ではあるんですけどね。)
調査対象国と言うのは、ヨーロッパ、アジア、北・中米の16カ国です。
心の状態について
良好・マアマア良好・なんとなく不調・不調の4段階で答えたものです。
調査対象国全体での結果は、
- 良好25%
- まあまあ良好35%
- なんとなく不調28%
- 不調13%
となっていて、前年に比べ全般的に改善が見られたとのことでした。また、偏見の改善についても、前年31%から36%へと増加しています。
日本はどうなんだというと、想像がつくと思いますが、「心の健康」を示す指標では、16カ国中15位でした。
内容はというと、
- 良好18%
- まあまあ良好37%
- なんとなく不調31%
- 不調14%
です。
日本においても前年よりは改善されているのですが、全体としては、「不調」な「なんとなく不調」の割合が高いままです。
年齢的には、いわゆるZせだいといわれる(18~24歳)人たちの半数以上が「不調」「なんとなく不調」だったんです。
そして、僕が注目したのは、メンタルヘルスの不調を自分から伝える割合がなんと、対象国中最も低かったことです。
みんな我慢しているんですよ!
ただこの中でも救いは、各国共通で若い世代ほど、
- メンタル不調への偏見が改善されている当認識が高い
- 職場がメンタルヘルスをサポートしていることへの認識が高い
- メンタル不調のときど尿にサポートを受けたら良いか知っている割合が高い
- 必要であれば自費でサポートを受ける意向が高い
ということです。
16カ国中16位というのもあるけど?
日本は、メンタルヘルスサポートの充実という面では最下位という結果になっています。
なかなか厳しい状況です。
調査では、
「職場でメンタルサポート体制が充実している」と認識している人はそうでない人と比べて、
- 心の状態が良好で、いきいきと働いている
- 生産性が高い状態にある可能性が3倍高いということが判明したと判明したそうです。
また、メンタルヘルスと職場への定着率にも明確な関連性があることが示されました。これは想像がつくことですよね。
日本は、この項目で昨年に続き、メンタルサポートにたいする体制が充実していると答えた人の割合は、最も低い27%だったといいます。
全対象国の平均は、47%ですから、日本はかなり低いことになりますよね。
相当に社屋場でのメンタルヘルスに対するサポート体制が進んでいない状況なんです。
さらに言うと、先程も書いたように日本というのは、心の「不調」・「なんとなく不調」の割合が多いにも関わらずその不調を訴える割合がとても低いんですよね。
これはどういうことかというと、心の不調があっても、適切な治療やサポートを受けられない可能性が高いということです。
本当に大きな課題です。
まとめ
調査の全体を書いたわけではありませんが、多くの人が、健康で生き生きと働ける職場が増えてほしいと思いました。
そして、何よりも大事なのは、不調を自分からしっかりと表明できる環境を作るこtが求められています。
ではまた。