最近、マインドフルネスを世界中に広めて10年後には世界のメンタル疾患患者数を半減させるというような記事を読んでびっくりしました。
記事を読んで、なるほどな~という思いもありつつ、少し違和感も感じて読みました。
そこで今日は、マインドフルネスの効果について改めて考えてみたいと思います。
こんにちは、メンタルトレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は、またまたマインドフルネス。
過去にも何回か書いていますが、今日はメンタルとの関係について、書いていきます。
マインドフルネスとは?
繰り返しになるところもありますが、マインドフルネスとは何かということについて簡単に確認していきます。
まずマインドフルネというのは
「今に集中」
して
「あるがままに受け止め」
「新たに気づきを得る」
ことです。
マインドフルネスを瞑想のことだと勘違いされる方がとても多いので、まず確認しておきます。
ちなみに、諸外国に比べて、日本でマインドフルネスが広がりにくいのはこのことが原因の一つではないかなと思います。単に瞑想というとどうも「胡散臭い」というか、怪しげに捉えられることが日本では多いです。宗教と結びついて捉えられるからです。
マインドフルネスで行われる瞑想は宗教的に行われる瞑想とは違います。あくまでも、「今に集中」するための方法として行うものです。
ですから、「集中」ということに絞れば方法は瞑想でなくてもいいのです。
例えば、こちら
↓ ↓ ↓
「セーバリングって知ってる?これもマインドフルネスです」
「これでストレス解消!散歩マインドフルネスの方法」
マインドフルネスの効果
一般的にマインドフルネスで得られる効果として、
- 共感力が高まる
- ストレスから開放される
- 人のために王道できるようになる
などが挙げられます。
その他には、
- 高い集中力が養われる
- 不安や緊張から開放される
ということもあります。
ただ、マインドフルネスの効果というのは、即効性があるものではありません。
つまり、1,2回とりくんだからといってすぐに効果が現れるかと言ったらそうではないのです。
マインドフルネスは、行い方になれるまで時間がかかるということと短時間でもいいので毎日行うことで効果が現れやすいものなんです。
マインドフルネスのやり方
ではこのマインドフルネスってどう行えばよいのかということについてです。
マインドフルネスを行うためには色々方法がありますよということは書いてきました。ここでは、一般的なマインドフルネス瞑想のやり方について書いていきます。
難しいことはないので、ぜひ取り組んでみてください。
1.姿勢を正します。
座禅のように座ってもいいですし、椅子に座って行ってもいいです。
背筋を伸ばし頭のてっぺんから糸で吊るされるような感じで姿勢を正します。
座禅を組むときは座布団を半分に折って敷くと楽でいいです。
2.呼吸に集中する。
ゆっくりと呼吸し、呼吸に集中します。
よく言われる呼吸法は、一呼吸10秒、4対6の割合です。一呼吸を10秒で行います。息を吸うのに4秒、息を吐くのに6秒ということです。
3.意識をコントロールする
よく何も考えないとか無意識でとか言われますが、基本的にそれは無理なことです。ここでは呼吸に意識を向けることをおすすめします。
自分がしている、呼吸法に意識を向け、雑念が入ってきたらまた呼吸に意識を向けるということを繰り返し、できるだけ呼吸に集中するようにします。
続けることで効果が実感できるようになりますよ。
まとめ
今日は、「マインドフルネスで心を整えよう」ということを書いてきました。
マインドフルネスで、メンタル疾患の患者数を半分にするという記事を読んだのがきっかけです。でも改めて、マインドフルネスについて考えることができました。
マインドフルネスはあくまでも、心を0(ゼロ)地点に整えるものです。
- 不安や過去から開放
- ストレスから解放
することで、心をゼロの状態に整えます。
ここからポジティブにゼロから積み上げプラスにしていくに変えていくためのものです。
プラスに変えるという言い方はあまり良い言い方ではないですね。
「ウェルビーイング」(幸福感)を高めるといったほうがいいかもしれません。
確かに、マインドフルネスはメンタル疾患にはなりにくい心を作ることは可能なのかなとは思います。
ただ、僕は医者ではないので、患者さんのことを語ることはできません。あくまでも心を整えるという観点でお話しました。
ではまた。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。