『子どもの「お馬鹿行動」研究序説』


タイトル :『子どもの「お馬鹿行動」研究序説』
著  者 :  加用 文男
出版社  :  かもがわ出版
発行年  :  2016年6月20日
⁂子どもと一緒に遊ぶことがお仕事の人に  おすすめの本

タイトルにエッ!?と思って思わず買ってしまった

著者の加用さんは、子どもの遊びを中心に研究する発達心理学の研究者。

僕なんかは、「光る泥団子の加用先生」として以前から知っていました。

多分僕くらいの年代で子供にかかわる仕事をしていたら、きっと名前ぐら

いは聞いたことがあるかもしれませんね。

その加用先生が出された本ということとタイトルの「お馬鹿行動」(え!?

あのお馬鹿行動?)と「研究」という言葉の妙なアンバランス感に思わず

購入してしまいました。

ちなみに光る泥団子はこれです。

加用先生は『光る泥だんご』(ひとなる書房、2001年)も出されています。

あなたは「お馬鹿行動」からどんなことを想像しますか?

「いいまちがい」とか「勘ちがい」など笑える行動を思い浮かべるのではないですか?

もちろんこれらの行動も「お馬鹿行動」なんだけれど、ここでは、特に

どうでもような結果しか招かないことに多くの労力を払う(反対は効率のよさ?)、大きな努力

を払ったのにたいした結果しか得られない(反対は努力が報われる?)、どうでもいいことに

熱中したり大喜びしたりするなど・・・、そういった意味での落差の大きさが目立つ行動の総称

(深い愛を込めた)であるとひとまずご理解ください。

「本著序章p-26より引用」

として「子どものお馬鹿行動」を取り上げています。

著名人たちの子供時代も題材になってます

「ちびまるこちゃん」などの漫画やはらたいらなど著名人の子供時代の記録

学童保育所の実践記録などから事例を収集しています。

時代背景的には古くて、今の時代では…?というものが多いのだけれど、

決して、昔はよかったよね的なものではありません。

今の子供たちの身の回りには、いろいろな事件や事故がたくさん起きて、

どうしても安全対策が優先されるようになっています。

そんな中、子どもたちに遊びを!と「遊びの重要性」を訴える声も大きく

なっています。

けれど、

遊びの重要性を叫ぶ必要性が増すにつれて遊び感のほうはどんどん「学び」

化していくという奇妙な(?)経過をたどっている。「本著おわりにp-220より引用」

とその傾向に疑問符をつけられています。

何が面白いかは、子どもにしかわからない

加用先生は以前、「子どもがなぜ遊ぶのか、なにが楽しいのか、ほんとうは

よくわかっていない」

ということや、

「遊びの研究が、言葉やイメージをあやつるなどの「成長」だけに力点が置かれ

すぎ」ているとお話されていたことがあります。

しかし、「実際の知性というのは感覚的なもので、その根本部分を置き去りにす

れば視野が狭くなってしまう。」

とも言っています。(「不登校新聞」08-09-29)

 

 

大人から見たら何がそんなに面白いんだろうというよう遊びでも、子ども時代の

各時期時期に大切な遊びってあるんだなとあらためてかんがえたよね。

そして、その必要な遊びは決して教えられるものでもないなということも。

大人ができることは、子どもたちが遊べる環境を作ってあげるってこと

かもしれないなと思いました。(最後は感想になってしまいました。)

関連記事

  1. 新型コロナによる不安やストレスを軽減するためにできる心のリセ…

  2. 価値を見いだせる能力がある人間か・ない人間か それが問題だ!…

  3. 発達障害と少年犯罪の関係は無い!賛否の議論を呼んだ番組の書籍…

  4. 今 いじめを経験している子どもたちへ!

  5. 日々の息苦しさの原因は『同調圧力』!息苦しさから自由になるた…

  6. 子どもが発達障害と診断された!その時あなたは受け止められます…

心の整体 無料メール講座

 

 

ストレス社会で毎日貯まるいっぽうの心の疲れ。

 

そんなストレスから開放される方法をお伝えしています。

 

興味のある方は気軽にお申し込みください。

 

 

ちょっと覗いてみる?

 

一日の疲れを瞑想でリフレッシュ

 

 

札幌市東札幌にて、夕方6時30分から開催中です。

 

会社・買い物帰りに気軽に立ち寄って、

今注目のマインドフルネス瞑想を体験して

みませんか?

 

詳しくはこちらをクリック

朝活学習会In札幌情報

 

 

次回の第41回朝活学習会は
12月20日(日)
9:00~

詳しくはこちらから

 

研究所通信を読む

研究所通信は、週2回発行されています。

 

どなたでも無料で読むことができます。

 

ブログでは書ききれなかったことや
特別支援教育やレジリエンス教育に
関する新しい情報が載っています。

 

通信を読んでみる

 

通信が、迷惑メールに入って

いないか確認してね。

 

LINE公式アカウント

 

気軽に登録して、いろいろ質問してみてください。いろいろな情報も届きます。

 

友だち追加

最近の記事

人気の記事 おすすめ記事

代表ツイッター

PAGE TOP