感謝ノートの効果とは?続けるだけで幸福感が高まる秘密の効果とは?

「毎日がなんとなく過ぎていく」「小さなことでイライラしてしまう」

そんな気分に心当たりはありませんか?


こんにちは、ハーバード大学流心理学で心と脳をポジティブに整える専門家の長沢です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートしています。

今日は、“心のトレーニング”としての感謝ノートについてです。

感謝ノートとは何か、その驚くべき効果、そして誰でも無理なく続けられる実践方法まで、具体的にご紹介します。

たった数分の習慣が、あなたの毎日を幸せに変える第一歩になるかもしれませんよ。

感謝ノートとは?

感謝ノートとは、日々の生活の中で感謝できる出来事や人、物事を記録するノートのことです。

たとえば、「家族が笑顔で迎えてくれた」「朝のコーヒーが美味しかった」など、どんなに小さなことでも構いません。

重要なのは“感謝の気持ち”を意識的に言語化することです。

感謝の対象を記録することで、ポジティブな感情に焦点を当てる習慣が身につくんです。

書き方

感謝ノートには決まった書き方はありませんが、続けやすいルールを設けることで効果が高まります。

例えば、

  • 毎晩寝る前に3つ感謝できることを書く
  • 「〜してくれてありがとう」「〜があって幸せだった」といった文章形式にする
  • 感情も一緒に書く(例:「友人が電話をくれて嬉しかった」)

書く時間帯は朝でも夜でも構いません。大切なのは、自分にとって無理のないスタイルを見つけることです。

感謝ノートと日記のちがい

感謝ノートと日記は一見似ていますが、目的と焦点が異なります。

日記はその日の出来事を客観的に記録するのに対し、感謝ノートはポジティブな視点を持って、良いことに意識を向ける訓練です。

日記は感情の整理や反省にも使えますが、感謝ノートは意識的に“幸せ”を見つけ出すツールなんですね。

この違いによって、感謝ノートは幸福感の向上に特化した習慣として注目されているんですよ。

感謝ノートの効果とその理由

それでは、ここからは今日の本題、「感謝ノートの効果」についてです。

幸福感が高まる心理的メカニズム

感謝ノートを書くことで、私たちの脳はポジティブな出来事に意識を向けるようになります。

これは「選択的注意」と呼ばれる心理現象で、人は意識を向けた情報をより多く取り入れる傾向があります。

これは、日常でもよく経験していると思いますよ。

つまり、感謝できることを探す習慣ができると、日常の中にある“幸せ”を自然と見つけやすくなるのです。

また、感謝の感情は「ドーパミン」や「セロトニン」といった幸福ホルモンの分泌を促し、気分が安定しやすくなるという効果もあります。

科学的研究が示す効果

近年、感謝の実践がメンタルヘルスに与える影響を調査する研究が数多く発表されているんです。

たとえば、アメリカの心理学者ロバート・エモンズ博士の研究では、週に一度感謝ノートをつけたグループは、そうでないグループに比べて明らかに幸福度が高く、身体的健康も良好だったという結果が報告されています。

また、うつ病の症状が軽減されたり、睡眠の質が向上したとする研究もあり、感謝ノートは科学的にも裏付けられた“心の健康習慣”だといえるんですね。

ストレスや不安の軽減にも効果あり

感謝ノートは、ストレスや不安を和らげる効果も期待されているんですよ。

ネガティブな感情に支配されがちな状況でも、意識的に感謝の視点を持つことで、気持ちの切り替えがしやすくなります。

感謝の習慣は「マインドフルネス」のように現在の幸せに目を向ける働きをするため、過去の後悔や未来の不安にとらわれにくくなります。

また、感謝によって人間関係が良好になることもストレス軽減に寄与します。

人に感謝し、感謝される経験が増えると、自尊心や自己肯定感も高まり、結果的にストレス耐性が強くなるんです。

感謝のトートを習慣化するコツ

感謝ノートを習慣として定着させるには、「無理なく」「楽しく」続けられる仕組みづくりが大切です。

たとえば、

  • タイミングを固定する:寝る前や朝食後など、毎日決まった時間に書くことで習慣化しやすくなりますよ。
  • ノートを目につく場所に置く:机の上や枕元など、すぐに取り出せる場所に置いておくと忘れにくくなりますよ。
  • 完璧を求めすぎない:「1行だけでもOK」「書けるときに書く」と気楽に構えることで、継続のハードルが下がりますよ。

「今日は感謝することなんてなかったな」と感じた日でも、視点を変えれば何かしら見つかるものです。

例えば:

  • 五感に注目する:「温かいお茶の香り」「心地よい音楽」など、感覚を頼りに幸せを探すなど
  • 人とのやり取りを振り返る:「笑顔で挨拶してくれた」「親切にされた」など、小さな交流に感謝する
  • 当たり前を再発見する:「電気が使える」「布団がある」など、日常の便利さに気づくことも大切なことですよね。

感謝トートを続けた人の声

実際に感謝ノートを続けている人の声を紹介しますね。

30代女性・会社員
「始めは半信半疑でしたが、3週間ほど続けると朝の気分が軽くなり、前より人に優しくなれた気がします。」

 

50代男性・経営者
「仕事のストレスで心がささくれ立っていましたが、感謝ノートを始めてから周囲へのイライラが減り、部下との関係も良好になりました。」

 

20代学生・女性
「毎日書く中で、小さな幸せに気づけるようになりました。
落ち込んだ時もノートを見返すと気持ちが前向きになります。」

 

こうした体験談からもわかるように、感謝ノートは誰にでも効果があり、続けるほどに人生を豊かにしてくれるツールなんですよ。

まとめ

感謝ノートは、特別な道具やスキルを必要としない、誰にでも始められるシンプルな習慣です。

しかしその効果は想像以上に大きく、日々の幸福感の向上、ストレスの軽減、人間関係の改善など、人生のさまざまな側面にポジティブな変化をもたらします。
大切なのは、完璧を求めすぎず、小さな「ありがとう」に目を向け続けること。

今日から始めてみれば、あなたの心にも少しずつ変化が訪れるはずです。

まずは一言、「ありがとう」と書くところから始めてみませんか?

ではまた!

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