感謝には、ストレスを軽減し、幸福度を高め、レジリエンスを向上させるという驚くべき効果があるということを知っていますか?
日常の小さな出来事に感謝する習慣を持つことで、心の安定を保ち、より充実した人生を送ることができるんですよ。
忙しい毎日でも、少し立ち止まり「ありがたい」と感じる瞬間を増やすことで、ポジティブな気持ちを持続させ、より良い未来を築くことができます。
こんにちは、ハーバード大学流心理学で心と脳をポジティブに整える専門家の長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートしています。
今日は、感謝がもたらす驚くべき効果についてお伝えしていきますよ。
ではどうぞ!
感謝がもたらす驚くべき効果
忙しい日々の中でストレスを感じることは避けられませんが、感謝の気持ちを意識するだけで、心の負担を軽減することが科学的にも証明されています。
その理由は、
ポジティブな感情がネガティブな感情を打ち消す働きをするためです。
ストレスを感じると、私たちの脳は不安や怒りなどの否定的な感情に支配されがちですが、感謝の気持ちを持つことで、心が落ち着き、冷静に物事を考えられるようになります。
また、感謝の習慣はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える効果があるとされており、心身のリラックスを促します。
例えば、ある研究では「感謝日記」をつけることで、ストレスレベルが大幅に低下し、仕事や人間関係に対する満足度が向上したという結果が報告されています。
これは、感謝の習慣が心の余裕を生み出し、小さなことでイライラする機会を減らしてくれるからです。
また、感謝を感じることで副交感神経が優位になり、心拍数が安定し、リラックス状態を作り出す効果も確認されています。
ストレス社会に生きる私たちにとって、感謝を意識することは、手軽でありながら強力なストレス対策になります。
感謝と幸福との関係に注目
また、感謝と幸福との関係に注目した研究もあって、感謝の気持ちを持つことは、幸福度を高めるとも言われているんです。
例えば、心理学者ロバート・エモンズ氏の研究によると、毎日感謝の気持ちを記録する「感謝日記」をつけた人々は、そうでない人々と比べて幸福度が高まり、人生の満足度も向上したと報告されています。
また、別の研究では、感謝の言葉を頻繁に使う人ほど、より良い人間関係を築きやすいことも分かっています。
なぜかというと、感謝の気持は、ポジティブな視点を育てるからです。
人はつい「足りないもの」に目を向けがちですが、感謝を意識すると「すでに持っているもの」にフォーカスするようになります。
その結果、不満よりも満足感を抱く時間が増え、幸福感が向上するというのです。
感謝の気持ちは脳内でドーパミンやセロトニンといった「幸福ホルモン」の分泌を促し、気分を自然と明るくします。
つまり、幸せを感じる力は、外部の状況ではなく、自分の内面から生み出すことができるということでもありますよね。
日常の中で「ありがたい」と思える瞬間を増やすことが、より充実した人生につながる理由が少し、ご理解いただけたでしょうか?
レジリエンス向上にはどんな影響があるのか?
当然、レジリエンスの向上にも、感謝の気持を落つことは良い影響があります。
大きな挫折を経験した人の中には、「この出来事があったおかげで成長できた」「支えてくれた人がいた」と感謝の気持ちを持つことで、立ち直りが早くなる人が多くいます。
研究でも、感謝の気持ちを持つことで、不安や抑うつのリスクが低減し、精神的な回復力が向上することが示されています。
特に、困難な状況に直面したときこそ、感謝の視点を持つことが、前向きな行動につながります。
なぜなら、
- ストレスや困難に直面したとき、感謝の視点を持つことで、物事をより前向きに捉えることができ、問題を乗り越えるエネルギーが生まれる。
- 感謝は自己肯定感を高める効果もあり、「自分は支えられている」「乗り越えられる」という安心感が生まれる。
からだと言われています。
感謝を習慣化する簡単な方法
感謝日記
まずは、いつもおすすめしてる感謝日記ですよね。
毎日数分間、感謝できることを紙やスマホのメモに書き出すだけで、心のあり方が大きく変わりますよ。
感謝日記が有効な理由は、意識的に感謝する機会を増やすことで、ポジティブな思考を強化できるからなんですね。
人間の脳は、放っておくとネガティブな情報に引っ張られやすい性質を持っています。
しかし、日記に書くことで「今日の良かったこと」にフォーカスする習慣が生まれ、自然と前向きな気持ちが育まれます。
「今日の夕飯が美味しかった」「同僚が助けてくれた」「天気が良くて気持ちよかった」など、小さなことでも構いません。
感謝日記を続けることで、普段は見落としがちな「ありがたいこと」を発見する力が養われます。
心理学の研究でも、感謝日記をつけた人はストレスが軽減し、幸福感が向上することが証明されています。
まずは、1日3つ、感謝できることを書き出すことから始めてみませんか?
シンプルな習慣ですが、続けることで確実に心の豊かさが増していきますよ。
感謝の気持を言葉にする
言葉にすることが重要な理由は、感謝を表現することで人間関係が深まり、ポジティブな感情が増えるからです。
特に、相手に直接伝えることで、感謝の気持ちがより実感しやすくなります。
また、感謝を受け取った相手も気分がよくなり、ポジティブな循環が生まれるからなんです。
例えば、「いつもサポートしてくれてありがとう」「この前のアドバイスがとても助かったよ」といった感謝の言葉を伝えるだけで、人間関係が良好になるとおもいませんか?
ある研究では、職場で感謝を伝え合う文化があるチームは、そうでないチームよりも仕事の満足度が高く、生産性も向上することが示されています。
感謝の言葉を習慣にすることで、よりポジティブな人間関係を築くことができます。
家族や友人、同僚に対して、意識的に「ありがとう」と伝えることで、お互いの絆が深まり、より豊かな人生につながりますよ!
マインドフルネスを取り入れてみる
マインドフルネスとは、「今この瞬間」に意識を集中し、ありのままの自分を受け入れる心のトレーニングのことです。
感謝の気持ちと組み合わせることで、より深い幸福感を得ることができるんです!
どういうことかというと
普段何気なく過ごしている日常の中に、感謝すべきことがたくさんあると気づくことができるからなんです。
忙しい日々の中では、つい当たり前のことに目を向けず、感謝を忘れてしまいがち。
しかし、マインドフルネスを実践することで、日常の小さな幸せに気づく力が高まります。
例えば、朝のコーヒーの香りをじっくり楽しむ、散歩中に心地よい風を感じる、誰かの笑顔に気づく。
こうした些細な瞬間に感謝できるようになります。
このように、マインドフルネスを取り入れることで、感謝の気持ちがより深まり、ストレスの軽減や幸福度の向上につながるので、実践してみることをお勧めします。
習慣化のコツ
感謝の習慣を始めるのは簡単だけれど、継続することが難しいんだよ!と感じる人も多いかもしれませんね。
感謝の習慣を長く続けるためには、自分に合った方法で無理なく取り入れることが大切です。
長く続けるためのポイントとなるのは、
- 手軽さ
- 工夫
です。
例えば、感謝日記をつける際に「毎日たくさん書かなければいけない」と思うと負担になりやすいですが、「1日1つだけ感謝できることを書けばOK」と決めれば続けやすくなります。
また、すでに習慣化されている行動と組み合わせるのも効果的です。
歯を磨く前に1つ感謝を思い浮かべる、寝る前にスマホのメモに感謝の言葉を書くなど、日常生活の流れの中に組み込むと自然に定着しやすくなります。
「見える化」することも継続のコツです。
例えば、感謝の言葉を書いた付箋を目につく場所に貼る、スマホの壁紙に「ありがとう」と書いた画像を設定するなど、視覚的な工夫をすると感謝を思い出しやすくなります。
まとめ~感謝が人生を豊かにする
感謝の習慣を続けることで、人生全体の満足度が向上し、より豊かな生き方ができるようになります。
感謝は単なる気持ちの持ち方ではなく、人生の質を高める大切な要素です。
感謝が、幸福感を高め、前向きな行動を促します。
感謝の気持ちを持つことで、「今あるもの」に意識が向き、満足感が増します。
人はつい「もっとこうなりたい」「足りないものを手に入れたい」と考えがちですが、感謝の習慣を持つことで「すでに十分に恵まれている」と感じられるようになります。
例えば、家族や友人、健康、住む場所があること、日々の食事など、当たり前と思っていることに改めて感謝すると、人生に対する満足度が高まります。
感謝の習慣がある人は、そうでない人に比べてストレスが少なく、うつ症状のリスクが低いことも研究で明らかになっています。
また、感謝の気持ちは、困難に直面したときにも前向きな視点を持つ助けになります。
さらに、感謝の気持ちは人間関係を豊かにし、人とのつながりを深める効果もあります。
「ありがとう」と伝えることで相手との信頼関係が強まり、より良い関係を築くことができます。
結果として、仕事や家庭、友人関係が円滑になり、人生全体の充実感が増していきます。
感謝の習慣を持つことは、日々の幸福感を高め、人生をより充実させる最もシンプルで効果的な方法のひとつです。
今日からでも、身近なことに感謝する習慣を始めてみましょう。
ではまた!