やる気のない部下に困ってる?やる気のない人のモチベーションを上げるおすすめの方法!

こんにちは、ストレス社会で毎日ストレスにさらされ心痛め、心が折れ職場をやめたり、命を落とす人を一人でもなくしたいという思いから、強いストレスにさらされても心折れることなく、柔軟でしなやかな心をつくる手助けをしているレジリエンストレーナーの長沢です.

職場で責任ある立場になったとき、「部下が自分の思っているように動かない」、「部下にやる気がない」ということが悩みの上位に上がるそうです。あなたはどうですか?

今日は、やる気がない人のモチベーションを上げる方法を解説しました。あなたの職場の人間関係の改善に役立てば嬉しいです。

価値観の違いを理解しよう

職場には、違う年代が集まっています。あなたが責任ある立場にいるということは、部下の多くはあなたより年下になると思います。あなたは年下の部下たちの価値観を理解していますか?価値観が違う相手に自分の価値観で話しても何も伝わりませんよ。

  • 20代から30代前半
  • 30代後半から40代前半
  • 40代後半から60代
  • 70代以上

この世代間の価値観は見事に違います。

70代以上については、ここでは詳しく触れませんが、価値観の中心は、「物」です。

40代後半から60代の価値観の中心は、「お金」です。高度経済成長期の恩恵を見事に受けた世代です。

20代から30代前半は、豊かな生活の中、お金も物もあり豊かな時代に育った彼らの欲しいものは物でもお金でもありません。

彼らの価値観の中心は「生きがい」とか「やりがい」という内面的なものなのです。物やお金では動かないのです。ですから、生きがいややりがいが見つけられないと直ぐに仕事もやめてしまいます。彼らなりにもがいているのです。

この世代間の価値観の違いを理解したうえで、話をしないと何も伝わらなくなります。

『俺の若い頃はナー』なんて世代の違う相手に行っても「だからなに?」となるだけですよ。

レジリエンスの考え方からすると、相手も時代も変化していることに気が付かない会社は必ず潰れます。生き残っている会社というのは変化に対応してきた会社です。最も有名なのは、トヨタですよね。なんたってはじめは紡績工場ですから。それが今では世界のトヨタ自動車です。トヨタは時代の変化に上手く対応してきた会社なのです。

これは人についても同じことが言えるのです。

人は変えられないことを理解しよう

人は変えられません。自分から変わろうとしない限り人は変わらないのです。当たり前のことですが、案外理解されていません。

人間関係の軋轢の多くは、ここの理解ができていないことからくるものです。

自分の意見や主張を押し通し、相手を従わせしょうとしたり、自分と意見の違う人を批難したりする原因は、殆どが、相手を変えようとして変わらないときに起きてしまいます。

でも、相手が変わろう、変わりたいと思えるようなきっかけは作ることができます。そして、それが責任ある立場にいるあなたの仕事です。

では、そのためには何をしたらいいかと言うと、簡単です。

あなたが変わるのです。

相手を変えようとするのではなく自分の考え方の間違いに気づき、自分が変わることです。今まで「話せば分かる」と自分の考えを押し付けていたのを、相手の価値観を理解し、伝わるように言葉を工夫し話しをすればいいのです。

自分を知り、変化を促す理由を語ろう

 

あなたは、なぜ「モチベーションの上がらない人」や「自分の思っているように動かない人」に変わってもらいたいのですか?考えたことはありますか?

まず自分のことをもう少し知りましょう。レジリエンス的な考え方をすると、ここが問題解決の第1歩です。

多分、「事業成績が落ちるから」とか「同じ職場の仲間から批判があるから」とかではないですか?実は、これって余計に仕事が嫌になる原因を作っていることになりますよ。

どういうことかと言うと、「成績を上げることで自分(あなた)の評価を上げるために言ってんでしょ」、「何だ、結局は自分の評価を上げるために僕たちの尻を叩くのね」と相手は思うからです。

責任ある立場にある人のやるべきことは、相手の価値観にそった工夫した言葉を使って、相手の価値感を満足させ、喜びとなるような目標を伝えるべきなのです。そうすることによって、お互いの信頼関係も強くなり、結局は業績も上がっていくということになります。

まとめ

「部下が自分の思っているように動かない」、「部下にやる気がない」と思ったときに責任ある立場の人がやるべきことは、結局は信頼関係を作るということなんです。

自分の評価を上げるために頑張れと言っても誰も動きませんよね。そうでなく、相手の価値観を満足させるような言葉を工夫し伝え、変化を促し喜んでもらうこと。

これが責任ある立場のあなたが最もやらなければならないことです。

 

 

 

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