子育てをしていると友達とうまくやっていけるかなとかいじめられないかなとか心配なことがたくさんありますよね。
今日は、そんなあなたに少しくらいのストレスや困難なことがあってもそれに負けない心を作るための方法をお伝えします。
こんにちは、レジリエンストレーナーの長沢です。
今日は、「折れない心を作るレジリエンスな子育て」として、困難に負けない心を作るにはどうしたらよいかということをお伝えしていきます。
第1回目として、最も最初にするべきことについて書いていこうと思います。
困難に負けない心を作るために最初にやるべきこと
困難に負けない心を作るために最初にやることそれはズバリ!
愛着を形成する!です。
えっ!!と思いましたか?
愛着という言葉は知っているけれど、その意味まではよくわからにというところが正直なところですよね。あんまり難しく考えなくてもいいのですが、ここでは子供の側から考えたときということでお話しますね。
愛着というのは
子供が、親やその養育者から無条件で、十分に、そして、永遠に愛されているという事を実感として感じられる
ことです。
何だそんなことか、ちゃんとやっているよと思っている方がいるかも知れませんね。
でも本当にそうでしょうか!(うん?なにかの宣伝みたいですね)
僕もそうだったんですが、案外知らないうちに交換条件を出していたり、自分の考えを押し付けていたりするんですよね。
ここで大事なのは、「無条件で、十分に、そして、永遠に」です。かなり難しいです。
愛着が形成されているからこそ、
人を信じることができたり、自分のことをも信じることができるのです。
また、社会に向けて不安だけれど勇気を持って一歩を踏み出すことができるのです。
よくこの愛着の事を港にたとえてお話する心理学の先生がいます。
安心できる港があるから荒波に向けて船を出し、航海することができるのと同じように、子供も、安心できる港(母親・養育者)があるからこそ、外の世界で活動できるのだと言うことです。
外で、挫けそうなことがあって、自信をなくして家に帰っても、母親がすべてを肯定してくれるという愛情と安心感が、へこたれそうな心を立ち直らせてくれます。
愛着が十分に形成されない場合
逆に愛着が十分に形成されない場合はどのような子供になるかというと
- 何事にも不安で、自身が持てなくて、自分の力を発揮できない子供
- 他の子供が遊んでいる者をすぐに欲しがったりとってしまうような子供
- イヤイヤ期からなかなか抜け出せない子供
- その他
になる可能性があります。
ネグレクトなどの虐待が伴えば、愛着傷害というところまでいってしまう可能性もあります。
愛着というのは大人になってもとても大切なものです。
最近では、愛着不全の子供や大人が増えているような印象を僕は受けています。
まとめ
さて、今日は「困難に負けない心を作るために最初にやること」という話題で書いてきました。
困難に負けない心を作るためには何より最初に親子の愛着形成が大事なんだということです。
本当に可愛くて、でも時には手がかかり憎たらしいと思ってしまうそんな子どもたちに「十分で、無条件な」愛情を永遠にかけられるそんな素敵な大人になりたいですね。
今日はここまで、それではまた。