コロナ禍の中、仕事や日常生活でストレスフルな毎日を強いられている今こそ、レジリエンス力が必要!
と
何回かに渡って書いてきました。
今日は、短期的にレジリエンス力を高められる方法について書いていきます。
こんにちはメンタルトレーナーの長沢です。
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は毎日の生活で簡単にできる具体的な取り組みを書いていきます。
ストレスを感じていることがあればぜひ取り組んでくださいね。
注目されるレジリエンス
働き方や日常生活に大きな支障をきたして、強いストレスにさらされる人が大勢でたコロナ騒動。なかなか終焉が見えませんね。
そんな中、このような状況で役立つ力として注目を集めているのが「レジリエンス」です。
レジリエンスというのは、同じ苦しく、辛い逆境の中にあっても、そこから立ち直れない人と見事に立ち直り人生を幸せに生きる人がいることに注目し始められた研究の成果です。
身近でも、同じストレス環境にありながらもストレスを感じる人と感じない人がいます。
この違いを生み出すものがレジリエンスです。
レジリエンスには4つ力(要素)があります。
詳しくは、こちらからどうぞ
簡単に言うと
困難や逆境に立ち向かったり、そこから回復する力のことです。
「心の復元力」、「回復力」、「柔軟な心」など様々な表現があります。
心の柔軟性が試されています
今は、確かに先が見えなく不安な日々が続いています。
でも、心を柔軟に保つためには、気持ちに余裕を持つことが大切です。心身ともに余裕を持った生活を心がけてほしいと思います。
いわゆる「自粛警察」、「マスク警察」が騒がれるというのは、社会に余裕がなくなってきたことの現れかもしれませんね。
社会生活をする上での最低限のルールは守りつつも、マスクを掛けられない人がいることや多様な価値観があることを認めあえるゆとりを保ったほしいものです。
レジリエンスを高める具体的な過ごし方
さてさて、前置きが長くなりました。ここまでは、レジリエンスに必要なことではありますが、毎日の積み重ねで、徐々に身につけていくものです。
ここからは、日々の生活を快適に過ごすための方法を書いていきます。
「GO TO ~」が始まったとはいえ、まだ外での活動で自由にストレスを発散するにはわけにはいかないことのほうが多いです。
そこでできるレジリエンス的なストレス発散方法です。
それは、「内面を豊かにする」ということです。
レジリエンスの4つの力の一つ、「ポジティブ感情」に当たるものです。
これは、例えば、感謝したり誇りに思ったり、畏敬の念を持ったり、好きなもの・事があるということです。
具体的に見ていくと、
- 大好きな人・場所・風景の写真を机の上や壁に飾る。
外国では当たり前のようにオフィスでも家族や恋人の写真を飾っていますが、とても効果的なんです。家族や親しい人と一緒に行った場所の写真や大好きな風景の写真でも構いません。 - 情緒的な小説を読む。
- SNSなど可能な通信手段で、親しい人と思いを共有する。
- ゆっくりと湯船に浸かる。
など、自分の好きなことを思い出したり、やってみたりしながら内面を豊かな刺激で満たしていくものです。
人は大好きなことを思い出すだけでも幸せホルモンのオキシトシンやセロトニンが分泌され、幸福感を感じることができます。
レジリエンスの高い人はこの幸せホルモンが多く分泌されていることがわかっています。
是非試してくださいね。
まとめ
自粛生活の中で、私達はどんなに刺激的な生活をしてきたことかということを改めて実感されるのではないですか?
少し街の中を歩けば刺激に溢れたものばかりです。それが急に自粛生活を余儀なくされストレスを感じてしまいます。
でも、自分の内面に目を向け、豊かに刺激することで幸福感を感じることができます。
それはとても簡単にできます。
大好きな人、場所、風景の写真を飾ったり、ゆっくりと湯船に浸かったり、小説を読んだり、親しい人おと思いを共有したりするだけです。
ちょっと行き詰まりを感じてストレスフルになっていたら是非試してみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうおございます。
ではまた。