4月22日 第1回の朝活勉強会を開催しました。
参加者は1名でした。
メールでお問い合わせのあった一般企業にお勤めのサラリーマンの方です。
参加の動機をお聞きしたら、
「レジリエンス」に興味があったので参加しましたとのことでした。
最近は、いろいろなところで、レジリエンス=「折れない心」ということを
聞いたり目にすることが多く、最近ではNHKの番組でも放映されていたので
興味を持った。
今は子供だけでなく大人も厳しい状況の中で「折れない心」が
必要だと感じることが多いと話しておられました。
本日の話題について話しました
早速、お互いに自己紹介を軽く行い、今日の話題についてお話ししました。
今日のテーマは「そもそもレジリエンスってどういうこと?」
最近よく耳にするレジリエンス。
「折れない心」や「逆境力」と表現されることが多いけれどそれってどういうこと?
これらについて、私からお話ししました。
レジリエンスのことを「折れない心」や「逆境力」ということがあります。
「折れない心」や「逆境力」というようにレジリエンスを表現してしまうと
何か「強くて頑固」なイメージがもたれやすいように、私は感じています。
それだけで、自分には無理なんて思たりしませんか?
でも本当はそうではなく、落ち込んでもそこから回復してくる心の在り方のことをいっているのです。
レジリエンスを一言で表現する言葉が、まだはっきりと決まっていなくて、
いろいろな言い方をされているのも事実です。
自分なりの言葉でレジリエンスを表現してみることも、
レジリエンスを理解するという意味では大切なことにな
なると思っています。
私は、「柔軟な心」という表現をよく使います。
なぜ私が、(大人の)レジリエンスをはじめにお話しするか
このことについてもお話させていただきました。
なぜこのようなことが必要と感じたかということでは、自分の現場での経験を話しました。
学校現場は「ブラック企業」の代表のように最近は言われます。
仕事の量が半端ないくらい膨大になっています。
先生たちは、子どもたちに向かう準備をする時間さえ取れないときがあります。
そして、指導に対する考え方の違いからくる同僚たちとの軋轢。
管理職からのとめどない指示・管理。
職場環境の悪さに先生たちは疲弊しています。
そして、まじめに子どもに向かいたいと考えている先生たちほど、学校では、息苦しくなっています。
そんな先生たちのために何か手助けをしたいと考えたのがレジリエンス教育。
まさに大人(先生たち)に必要だと感じました。
子どもたちに本当に大切なことを教えていきたいのになかなかできないと悩んでいたり、
今を少しでも変えたいと考えている人たちに集まってきてほしいと話しました。
次回ももう少しレジリエンスについてお話します。
次回のテーマ「そもそもレジリエンスってどういうこと?パート2」
ご自身のレジリエンスセチェックもしてみます。
よかったらご参加ください。
開催日は、4月29日です。