子どもが言うことを聞かない? ここが子どもに寄り添う支援者になる分かれ道!

さーっ!みんなお散歩に行くよ~。

と、玄関まで行ったのはいいのですが、さて出発となったときに、

急に「行きたくな~い」とぐずってしまう子っていませんか?

そういうときって困りますよね。

早くお散歩に行きたくて仕方がない他の子供たち。

一緒に行く他の先生たちの視線。(どれどれお手並み拝見とばかりの視線も)

「は~!どうしよう(汗)」ってなりませんか?

よーくわかります。僕もそうだったから。

でも、こういう時が分かれ道なんですよね。

そう、子どもの気持ちに寄り添う支援者になるかどうかの。

こんな場面を何回も経験しているうちに、だんだんと子どもの気持ちに寄り添えなくなってくる。

そんな自分の気持ちに気が付いても、どうしようもできなくて、結局あきらめてしまう支援者が多いと思ってきました。

 

お散歩はあくまで一例です。日常的にはこれに近い場面は限りなくありますよね。

子どもの気持ちに寄り添いたいけど、周りの目が気になったり自分の評価

が気になって、自分の指導に自信がまだ持てないあなたに考えてほしくて

この記事を書いています。

子どもは、気持ちが受け止められたことで、自己肯定感や自尊感情

を持つことができます。

いうことを聞かない子どもってどんな状態なのかな?

よくあるパターンでは、教室にいたときには、何事もなく楽しく遊んでいたり、

友達ともかかわれていたのに、いざ、場面が変わるとき。

例えば、

お散歩に行く場面。着替えて、玄関まで行ったのに、外靴に履き替えようとしたら

急に「行かない。」と言い始める。

音楽の授業。授業が始まるから音楽室に行こうとしたら、「行かな。」と言い始める。

こういう経験は、良くありますよね。(特別支援学校や保育園の話ですが、ご家庭でもありますよね)

こんな時の指導方法は、3つのパターンしかありません!

そうなんです。支援の立場って結局この3つのパターンしかないんですよね。

「受け流す」「受け入れる」「受け止める」

決して言葉遊びをしているわけではないですよ。

子どもの気持ちを受け流す(*子どもたちの名前は仮名です)

先生「何ないてんの?さくらちゃん。お散歩行くって言ったでしょう?さっきはあんなに喜んでたやろ?」

「ほら、ハナちゃんも、太郎ちゃんも待ってるわ!わがまま言ったらあかんよ。」

「行ったら絶対楽しいって。」

「さあー、行くよ。」と手をもって立たせる。(強引やわ~)

泣き続けるさくら。「え~ン」と泣き続けているが、先生に半ば引きずられるようについていく。

  公園まで行く途中に(あきらめて)泣き止んだり、公園では楽しく遊べたりするかもしれません。

先生「ほ~ら、来てよかったでしょ?ちゃーんと先生は、さくらちゃんのこと

よーくわかってんだから。」

 

でも、子どもの気持ちはすっきりと晴れているでしょうか?

  子どもの気持ちは置き去りにされたままです。

子どもの気持ちを受け入れる

先生「何ないてんの?さくらちゃん。お散歩行くって言ったでしょう?さっきはあんなに喜んでたやろ?」

「行きたくないんか?おなかでも痛いんか?そしたら、教室で遊んでようか。」

これも子供の気持ちは無視してますが、詳しく書くこともないかと思いました。

でも、結構ありがちなパターンです。

一見、子どもの気持ちを受け止めているようにも見えますが、子どもの気持ちに寄り添っているとは言えません。

子どもの気持ちを受け止める

先生「何ないてんの?さくらちゃん。お散歩行くって言ったでしょう?さっきはあんなに喜んでたやろ?」(泣き止まないさくら)

 「どうしたん?」

    「先生は、みんなと一緒に行ったらさくらちゃんきっと楽しいと思うけど、・・・・」

さくらちゃんは本当にいきたくないのかな?

本当はみんなンと一緒に行きたいんだけどいけない理由があるのか?

お散歩に行くことも、行かないこともまだ決めることなく、さくらちゃんの気持ちを

を受け止め、さくらちゃんの気持ちのありどころを一緒に考えます。

  なんていうか、同意はしないけれど、共感はする感じです。

結果は、行かないという選択も行くという選択もありです。こうしてどちらの選択にしてもさくらちゃんの

気持ちが受け止められたという思いと、結果、満足できるということがいいのです。

 

ここでは、子どものこと、例えば、何歳くらいだとか、特別支援学校の子どもなのかとかがちゃんと書いていません。

子どもによっては、お散歩という意味が分からなくて不安になっているかもしれません。

行き場所がわからなくて、外に行くというだけで不安になるのかもしれません。

もしかしたら、お散歩の途中に、怖いワンちゃんがいるから嫌なのかもしれません。

教室に何か忘れたのかもしれません。まだやり残したことがあったのかもしれません。

子どもによっては、見通しが持ちにくかったり言葉で表現できない場合もあります。

日ごろから接していれば、原因がわかることもあります。

また、事前のていねいな指導で伝わることがあるかもしれません。

 

一つ一つ子どもの「行きたくない」理由を探って、子どもが心から楽しかったと思える結果を見つけてほしい。

でも、子どもの気持ちを受け止めるってたいへんだよね

そして、ここからが、2つ目の分かれ道の始まります。

他の支援者の目

待たせる子どもたちの不安そうな目

それらが織りなす自分の焦り感

支援条件面での厳しさ、それでなくても先生の手が足りないのに子どもとじっくり向き合えないことのほうが多いですよね。

これらが、子どもの気持ちをせっかくいったんは受け止めたのに、

自分の思い通りに子どもを説得してしまったり、子どもの反応にあきらめてしまったりすることもある。

当然、思っていてもできないことなんかた~くさんあります。

でも、つらいけれど、ここが頑張りどころです。

いつも、子どもの気持ちに寄り添いたい、子どもの気持ちを受け止めたいと思い続けることが大切ですよね。

 

 

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