あなたは、物事を目に見えるものだけで判断していませんか?
それでは、本質を間違う可能性があります。
今日は、本質を見抜くことに関わる言葉を紹介します。
こんにちは、メンタルトレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は、子育て中の保護者の方、教師、語学教師、介護士、医者などなど、人に関わる仕事をしている人に読んでいただきたい内容です。
見えぬけれどある、見えないものもある
見えぬけれどもあるんだよ。
見えないものもあるんだよ。
金子みす『星とたんぽぽ』
言葉だけではわからない人の心の中。
行動だけでは判断できない人の心の中。
人を支援ことというのは本当に難しいものですよね。特に子供たち。子どもたち自身も、自分の本当の気持ちに気づいていないことが多いので厄介です。
子供の内面に寄り添い、気持ちに気づかせてあげたりします。
目先の言葉や行動だけで判断すると人の内面に寄り添うことはできません。
心で見なくっちゃ 物事はよく見えない
心で見なくっちゃ
物事はよく見えない。
本当に大切なことは
目に見えないんだよ。
サン・テグジュペリ『星の王子さま』
人を理解するためには、人の内面を理解する必要があります。
「もー、この人何考えてんだかさっぱりわからない!」
なんて思ったことありませんか?
人に関わる仕事をしていると毎日のように思いますよね。
それは、言葉や行動といった表面しか見ていないときに起きます。
大事なことは、言葉や行動の裏にある本質です。
それを見抜く目を養いましょう。
対象を認識するから認識される!?
人が対象を認識することによって
初めて対象は対象は対象として認識する。
カント『純粋理性批判』
僕たちは毎日の生活の中で、無意識のうちに、自分に必要のないものは 見ない(認識しない)ようにしています。
逆に気になればそればかり気になったりしますよね。
目の前にあったとしても、必要のないものであれば気が付かないことって沢山あるんですよ。
だから目に見えるものが全てではないんです。無意識のうちにあるけれども見えていないものあって身の回りに結構あるんです。
よく使われる例ですけど・・・。
「赤い車を探してください。」と言われ、赤い車を意識しだすと、赤い車が急に目につくようになったりします。
普段意識していなければ、「赤い車なんてそんなに走ってないよ」といいそうですが、意識してみると急に赤い車が認識されます。
こんなにたくさん赤い車ってあったんだと。
語学を習っていると、ネイティブの人を探して話す機会を作るのが一番と言われます。
でも多くの人は、自分の周りにはネイティブはいないと思っています。
それでも、意識して探すとなんと多くのネイティブの人が自分の周りにいたことに気がついて驚くことがあります。(これは本当にあった自分の話です)
繰り返しますが、自分が認識しようと思わなければ見えないものってたくさんあるんです。
人の本質(内面)も見ようとしなければ見えません。
対人援護職についている方たちにはぜひ意識してほしいと思います。
まとめ
今日は、実際にあるのだけれども見えないものって本当に数多くあるのだけれど、それは意識しなければ決して見えないものだということを書いてきました。
対人援護職にある方たちにはぜひ意識してほしいのですが、そうでない方たちにも絶対に必要なことなんです。
僕たちの周りには意識しないと見えないものがたくさんあります。目に見える部分は、とても気持ちよさそうだったり優しそうだったりします。本質は決して僕たちには見えないようになっています。
人や物だけでなく、様々な情報もそうです。決して自分が知りたい情報がそのまま手に入ることはありません。本質を見抜く目を養っていなければ、嘘の情報に騙されたりします。
テレビや政治も同じです。
ぜひ、本質を見抜く目を養っていきましょう!
ではまた。