人生において良好で幸福な生活をおくるためには、ソーシャルサポート=良好な人間関係が大変重要です。良好な人間関係が幸福感をもたらし、レジリエンス力も高めます。
しかし、僕たち日本人の多くは、残念ながらこの良好な人間関係を育てることが苦手です。
今日は、その僕たち日本人が、もっと幸福度を上げることができる人間関係の作り方について書いていきます。
こんにちは、ポジティブな生き方で、人生も仕事も充実させ、幸せと成功へと導くメンタルトレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
僕たち日本人は、同じソーシャルサポート(人間関係)を受けても、その受容の仕方が少し独特です。
本来であれば、サポートしてくれた仲間・ひと・モノに感謝の気持を持って受け入れることで幸福度(ウェルビーイング)が向上します。
でも日本人の多くの人は、他の人から良いことをしてもらうと、ありがとう・嬉しいという感謝の気持と同時に申し訳ない、すみませんという負債感情も一緒に感じてしまいガチなんです。そのため、幸福度をあまり感じられないことが多く、レジリエンス力も高まらないことが多いんです。
日本人に足りない感謝行動
「感謝行動」と言うのは、感謝していること、ありがたく感じていることを相手に言葉や行為で伝えることです。
感謝行動は、本当にありがたいという感情がないと生まれません。
負債感情が高いと感謝行動を生む前に負債行動が先に出てしまいます。
「ごめんね~、ありがとう。」「すみませんね、ありがとね」などですね。一応ありがとうという言葉をつけましたが、殆どは、「すみません」とか「ごめんね」、「申し訳ない」という言葉で終わっていることのほうが多いですよね。
この負債感情が高ければ高いほど、幸福感が下がってしまいます。
普段から嬉しいなとかありがたいなとか感謝する気持ちがあるのであれば、素直に感謝行動に移すことです。
そうすることで、自分の幸福度も高まり、レジリエンス力も高まって、ポジティブ感情も高まるんです。
そうはいっても、負債感情を持ちやすい僕たちにとっては、そんなに簡単なものでもありませんよね。
そこにはやはりご技術的なトレーニングが必要になります。それが感謝スキルのトレーニングです。
日本人に必要な感謝スキル
この感謝スキルをトレーニングすることで、感謝行動が増え、逆に感謝する心を育てることもできるという報告もあるんですよ。
それでは、簡単な感謝スキルをトレーニングしてみましょう。
感謝スキル
①素直に「ありがとう」と伝えてみましょう。
・素直に一言、「ありがとう」です。ぜひ口に出してくださいね。慣れが必要な方はたくさんいますよ。毎日口にだすことで自然と出るようになります。
・相手の目を見て笑顔で伝えられるようにしていきましょう。
②感謝している内容を伝えてみましょう。
・内容を伝えることでより感謝の気持が伝わります。例えば、「いつもご飯を作ってくれてありがとう。」
③「あなたのおかげで・・・」と伝えてみましょう。
相手に対して感謝していることを伝えることができます。人間関係を育てていくスキルでもありますよね。
④「ありがとう」に他の言葉を付け足してみましょう。
・例えば、「嬉しかった」とか「助かった」とかですね。
自分の感情や気持ちを伝えることは、なれないと難しいかもしれません。そんなことは心のなかでちゃんと思っているという人もいるかも知れません。でも、相手に伝わらなければ、素敵な人間関係(ソーシャルサポート)は築けません。
自分の気持が相手に伝わることで、相手からのフィードバックが得られ、それがまた、自分の幸福感を高めていくことになります。
まとめ
日本人が特に苦手にしてる、気持ちを相手に伝えるスキルです。
ごくごく簡単な感謝スキルを身につけることで、より豊かで幸せな人生の幸福度を上げる事ができます。
そのためにもぜひ感謝スキルを磨いてくださいね。
ではまた。