3月31日と4月1日 1日違うだけで年度が変わることで考えたこと

ストレス社会で毎日ストレスにさらされ心痛めて心が折れ、職場をやめたり、命を落とす人を一人でもなくしたいという思いから、強いストレスにさらされても心折れることなく、柔軟でしなやかな心をつくる企業研修・セミナー・レジリエンス教育(小・中・高・大学生)・レジリエンストレーニングを行っているレジリエンストレーナーの長沢です。

今日はいつもの心理学や教育、レジリエンスとは直接関係しないことを書きます。

ふと今日が3月31日で、明日は4月1日だなーと考えていたら色々なことを考えてしまいました。

明日2019年4月1日は、元号が発表されるんだな~と思ったら、この年度替わりの一日って、色々な物語があったなと思ったんですよね。そうしたら、僕が深く関わってきた障害児教育(特別支援教育)は重要な局面をいつもむかえていたなと思ってしまい、その歴史に思いをはせることになりました。

ちなみに新しい元号が施行されるのは5月1日からです。

暇つぶしに読んでいただければ嬉しいです。

1947年3月31日と4月1日ってなんの日かわかりますか?

1947年3月31日は、教育基本法と学校教育法が公布された日です。

1947年4月1日は、教育基本法と学校教育法が施行された日です。

この日を境に、日本の教育制度は、6・3制の9年制義務教育が始まったんです。高校・大学についても触れていますので、6・3・3・4制の教育制度といっても言い過ぎではないと思ういます。

しかし、障害のある子どもたちにとっては、長い間、義務教育が保障されることはなく、いわゆる「教育上の障害者差別が制度化」されてきました。

盲・ろう教育は、1948年4月から学年進行で実施され、1956年で完全実施がなされました。しかし養護学校は、教育基本法・学校教育法施行からなんと32年後の実施までまたなければなりませんでした。

その後、学校教育法の改正があり、2007年4月から特別支援教育となりました。

障害児教育の変遷は時代との応答性

こうやって思い返してみると、障害児教育の変遷っていつも歴史的な転換期にあったなと思えます。僕はちょうど、1979年養護学校義務制前後を大学で障害児教育を学んでいました。

障害児教育の歴史と変遷、その後の運動等学んだり経験する中で、社会的に差別されたり弱い立場に立たせれている人たちが、その社会の中でどれだけ大切にされているのかということが、その社会をみる試金石になるのだということを最も学んできました。

時代の変遷の中で、いつの時代も一番最初に切り捨てられていくのは、弱い立場にいる人たちでした。障害者問題というのはまさにその代表的なものでしたね。

現代に置き換えると、未だ障害者問題もそうですが、子どもの貧困問題、老齢者の介護問題はまさに時代の先端ですね。人の命をどのように見るのかが問われています。

まとめ

ふと、明日4月1日は新元号の発表だなと思ったら色々なことが頭をよぎり、障害児教育の歴史に思いをはせる結果となってしまいました。

個人的な感想で終わりましたが、暇つぶしに読んでいただければ嬉しいです。

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