ストレス社会で毎日ストレスにさらされ心痛めて心が折れ、職場をやめたり、命を落とす人を一人でもなくしたいという思いから、強いストレスにさらされても心折れることなく、柔軟でしなやかな心をつくる企業研修・セミナー・レジリエンス教育(小・中・高・大学生)・レジリエンストレーニングを行っているレジリエンストレーナーの長沢です。
今日は、朝から何となくやる気が出ないでいます。そこでやる気が出ない理由とどうしたらやる気が出るかを考えてみました。
その結果、「やる気は気合でなんとかなるもんではない」ということがわかりました。
やる気の無さを気合でなんとかできる人は稀です
そうなんです。このやる気の無さは気合でというか精神論ではどうしようもありません。
結論を言うと自己効力感を高めることが必要なんです。
そうです、レジリエンスでよく出てくる自己効力感です。でもこういっちゃうと身もふたもないですよね。自己効力感が大切と言ってもすぐに付くわけではないですし、大変そうですよね。そのためには、「できること」や「できたこと」を増やす経験を積み重ねることが必要ですから。
これは、日頃のレジリエンストレーニングでつけていくとして、このやる気の無さをどうにかしたいということです。
どうしてやる気がでないんだろう?
これも結論から書きますね。
やる気がでないのは、「やる気」と「負担感」のバランスが崩れているからです。
どういうことかと言うと、「やる気」というのは心の在り方ですよね。
そこで何が問題かと言うと、「やる気がでない」という心の在り方が、本来やらなければいけないことができない・行動に移せないということが問題なんですね。
やるべきことがあるのに行動に移せない、つまり、やる気がでないというのは、やらなければいけない事をやる「やる気」よりも負担感が高いという状態になっているということです。
ではどうすればやる気が出るか
もう簡単ですよね。
単純に負担感を軽くして、やる気が高まる状態にすれば良いことになります。
では、どうすれば負担感を軽くできるのか知りたいですよね。
最も簡単でシンプルなやり方を紹介します。
それは、負担になっている要因を洗い出して、取り除くことなんです。
例えば、僕は今日は、新しいサービスのためのステップメールを作成しようとしていたのですが、全然やる気が出ませんでした。
負担になっている要因を洗い出してみると、
- ステップメールの書き方がわからない
ステップメールを書くのが初めてだったので、どう書けば良いのかがよくわからなかったんです。 - 量が多い
ステップメールは7通で考えましたが、その数と内容に困っていた。
ということがわかりました。
そのため、
- ステップメールの書き方は、参考になりそうなステップメールのフレームに言葉を入れてかえるだけでいい。
- 7通全部のことを考えるのではなく、今日は、1通目だけ。それもフレームに言葉を落としこむだけの作業にする。
と作業を細分化しました。
そうすることで無理のないところまで来たのではないかなと自分では思えました。午後から取り組みたいと思います。
まとめ
気合を入れるだけではやる気はなかな出てきません。
心の負担になっていることを洗い出して、その負担を軽くすれば、とても効果的です。
色々な修正の仕方はあると思いますが、結構このやり方もいいですよ。あなたも試してみませんか?