あなたは自分の強みを知っていますか?そして、それを生かしていますか?
今日は、「強み」について書いていきます。最後まで読んで、「強み」って何かを知ってください。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
先日、第44回目になる朝活勉強会を行いました。
テーマは、「自分の強みや弱みを知ろう」です。ごく初歩的で簡単なワークを全員で行いました。
今日は、その報告を兼ねて、「強み」とは何かということについて書いていきます。
強みって何?
よくあなたの強みは?と聞かれたりします。でも、なかなかうまく答えられませんよね。
今日は、そんななんとなくわかっているようでよくわからない「強み」についてお話します。
自己啓発系のセミナーではよく「あなたの強み教えます」とか、「強み発見ツールあります」などと言っていろいろな「強み」を強調しています。
でも、心理学的には人の強みというのは24個にまとめられています。
これは、心理学者のセリグマンという人が、紀元前から現代までの哲学書や経典を分析・整理し、まとめ上げたものです。
この作業の中で、セリグマンは人間には文化を超えた6つの美徳に集約されるということを発見しました。そして、その各美徳の中に強みを整理して、24個の強みのリストを作りました。
これが今よく使われる「強み」の源です。これをもとに、いろいろな人達がそれぞれに強みをわかりやすく言い直したり、独自に付け足ししています。
文化を超えた人間の美徳と強み
セリグマンの発見・整理した、文化を超えた人間の美徳と強みをまとめます。
1.勇気
強み:誠実さ・勇敢さ・忍耐力・熱意
2.人間性
強み:思いやり・愛情・対人関係力
3.知恵と知識
強み:好奇心・向学心・創造力・大局観・知的柔軟性
4.正義
公平さ・リーダーシップ・チームワーク
5.節度
自己コントロール・思慮深さ・寛容・謙虚さ
6.精神性と超越性
審美眼・感謝・希望・ユーモア・スピリチュアリティ
となります。
それぞれに意味がありますし、わかりやすさ、わかりにくさそれぞれありますよね。
でも、大事なことは、自分の強みを知ることで、自己理解を高めるということです。また、逆に自分の「弱み」を知ることができたりします。
残念ながら、人は、自分の強みは自分ではなかなかわからいものです。弱みはすぐに思いつくのに。
人は生き抜くために生存本能として持っているネガティブ感情にも影響していますが、どうしてもポジティブな情報よりもネガティブな情報を受け取りやすく、また、残りやすいのです。
幸せなことや楽しいことはすぐに忘れるのに、いやことはずっと記憶に残るのと同じですね。
朝活勉強会の報告=強み発見ワーク
「強み」というのは、すべての人に必ずあります。その強みを生かしていくことで大きな違いを生んだり成功へとつなげたりできるんです。
このワークの狙いは、しなやかで柔軟な折れない心に必要な自尊感情を高めることです。
自尊感情というのは、「私はこういう人間です。」と弱みも強みも知って、自信を持てることです。
ワークでは、「強みカード」を使って、
- 自分で自分の強みを選ぶ
- 他の人から自分の強みを指摘してもらう。
- 自分の選んだ強みカードと他の人が選んだ強みカードの比較と話し合いをし、自分理解を深める
当流れで行いました。
参加者の皆さんが一番驚かれたことは、自分の選んだカードと他の人が選んだカードの違いです。
自分が思っている強みと人が感じている自分の強みにこんなに違いがあるんだということをまず知ることができるということはとて良い経験になると思います。
まとめ
今日は第44回朝活勉強会の報告を兼ねて、「強み」について書いてきました。
「強み」というのは
- すべての人がそれぞれの「強み」を持っていて、
- その「強み」を些細なことからでも使うことで違いが出てきたり成功につながる。
- でも、「強み」というのはなかなか自分ではわからない
ものです。
今回の朝活勉強会では、しなやかで柔軟な心を作るワーク(レジリエンストレーニング)を行いました。
ぜひ参考にしていただければと思います。
もっと詳しいことが知りたいときは、お問い合わせから連絡くださいね。
それでは また。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。