今日は、「しなやかで柔軟な心(レジリエンス力)で人生を変える」ということを少し詳しくお話します。
こんにちは、メンタレーナーの長沢です。
あなたは今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
しなやかで柔軟な心って何?
しなやかで柔軟な心のことをレジリエンスといいます。
レジリエンスというのは、逆境や心折れそうになったときにそこから立ち直る力のことです。
このレジリエンスというのは誰にでもある力なのですが、鍛えないと十分にその力が発揮できなかったり弱くなったりします。そのため、日頃から意識的に使ったり鍛えたりする必要があります。
そして、残念ながら一人でレジリエンス力を高めることは難しいのです。
では、なぜこのレジリエンスが人生を変えるために必要なのかをお話していきます。
なぜレジリエンスが人生を変える力になるのか
同じ逆境や苦しい環境にあっても、人によって受け止め方や感じ方が違いますよね?
また、嫌な場面に遭遇しても、ストレスや凹み具合など受け止め方は人によって違います。
この違いは、古くから専門家によって議論されてきました。
遺伝と環境
そのような違いは、遺伝で決まるのか環境で決まるのかということは随分と古くから議論されてきました。
その議論の上で、今現在ほぼ多くの専門家たちは、
「そのどちらでもない。」
という見解に達しています。
どういうことかというと、
「人の才能というのは、遺伝と環境の2つが互いに影響しあって成長していくものだ
ということです。
更に付け加えるとすれば、今日的には、年令を重ねても学習する能力や脳は発達するとまで考えられるようになってきました。
つまり、
人は、誰でも遺伝的な資質は持って生まれてきます。
人によっては、長い人生の中で、その遺伝的資質、例えば、才能や適正、気質を発揮して成功したように見える時期があるかもしれません。
でも、そうでなくても、いろいろな経験や努力、訓練によって人は、人生を変えることができるということです。
大事なのはここから
さてさて、大事なことはここからなんです。きっとあなたも、人の能力は遺伝だけでは決まらないことは理解していると思うんですよね。
なのに何故、人生を変えられないのか。
人が人生を変えられないのには、2つの原因が考えられます。
1.現状に満足してしまう
2.レジリエンス力の不足
の2つです。
現状に満足
より正しくはレジリエンス不足ということにもなりますが、状態的には、自分の成長を止めた姿です。
例えば、
マウントを取りたがる人とか
自分自慢や自分が主役でいたがる人なんかがこのタイプです。
このような人たちは、内面的には、自分のコンプレックスや欠点を隠していたり、人とぶつかり合って成長し合うのではなく、自分に忖度したり、「よいしょ」してくれる人を求めるタイプです。
結局は、自分の欠点やコンプレックスを解決して能力を磨くことを諦め、現状をなんとかうまく乗り切ろうとします。
レジリエンス不足
人は経験と、努力の中で成長できることはわかっていてもそうならない人はレジリエンス力が不足していることが考えられます。
例えば、
仕事でちょっとしたミスをして、上司に人前で怒られたとき。
テストで良い点が取れなかったとき。
こんなときあなたならどんな感情を持ちますか?
人前で怒られたことに腹を立てて、上司を恨みますか?
落ち込んだり悔やんで自分をダメ人間だと責めますか?
こんな点数を取るなんて、自分は最低なんだと落ち込みますか?
大事なことは、事実としっかりと向き合い受け止めることですよね。
気持ちを切り替えて、次ミスしないようにするにはどうするべきかとか、次のテストに向けて勉強の仕方を変えてみたり人に聞いてみたりと考え努力することです。
成功できない人はこの立ち直りがなかなかできずにミスや失敗を引きずってしまいます。
レジリエンス力が高いと、立ち直りが早く努力を継続することができます。
まとめ
誰にでも落ち込んだり凹むことはあります。それはどんなにレジリエンス力が高くてもあるものです。
ミスをすれば落ち込むし、テストで点数が悪ければがっかりもします。
でもそんなときに、レジリエンス力が高ければ、自分を追い込まずに立ち直り、努力を続けることができます。
レジリエンス力を高めて人生を変えましょう!
それではまた。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。