一日の中でも僕たちの感情というのは、色々と変化します。
前回はそんな感情と友だちになることをおすすめしました。
感情には、ポジティブな感情とネガティブな感情があります。
今日は、なぜ、ポジティブ感情とネガティブ感情に分かれるのかについてお話します。
こんにちは、ポジティブな生き方で、人生も仕事も充実させ、幸せと成功へと導くメンタルトレーナーの長沢です。
今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?
自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
同じ経験なのに、なぜポジティブな感情とネガティブな感情に分かれるのか。
最後まで読むとその理由がわかります。
ではどうぞ。
事実は一つ!感情は2つ?
感情とは、自動的に起きる反応のように思われるかもしれませんが、そうではありません。
感情というのは、確かに「事実に対する生理的な反応」です。
前回の記事を参照
しかし、このときの事実というのは、誰にとっても中立的なものです。あくまでもそのときに起きた事実ですから誰にとっても同じなんです。
ではなぜ。中立的な事実の前で人によってポジティブな感情とネガティブな感情と言った異なる感情に分かれるのでしょうか?
感情は自動的に反応しているようでそうではない!
実は、中立的な事実と自動反応に見える感情の間に、ひとりひとり違う事実に対する見方や捉え方が存在しているんです。
見方・捉え方が感情を決定しているんです。
より具体的にお話します。
見方・捉え方というのは、その人なりの事実に対する解釈の仕方や意味付けのことです。
中立的な事実に対し、その人なりの色をつけたり、形作ったりしながら、どのように感じるかが決められるんですね。
感情のスパイラル
様々な感情は、行動や結果で更に強化されることでスパイラルの関係になります。
つまり、中立的な事実を、その人なりの捉え方で捉えた感情がおき、感情に沿った行動を起こすことで、結果がでます。そうすることでその人なりの事実に対する捉え方が強化されるといスパイラルに入ります。
物事に対する捉え方が、ネガティブであれば、ネガティブなスパイラルに入りやすいということになります。
具体的な例を見てみますね。一緒に考えてみてくださいね。
一緒に考えてみよう!
○中立的な事実
朝が学校に行くといきなり、
「あす、数学の「テストをします。」と先生から言われた。
○あなたはどう思いますか?
○どんな気持ちになりましたか?
○見方・捉え方の例(ネガティブの場合)
数学なんて大嫌いで苦手なんだからテストなんて最悪
苦手かもしれないけど簡単なところが出たらラッキーかな
急にテストなんて意地悪な先生だ
その他いろいろですね。
○起きた感情の例
憂鬱、心配、勉強しようとする意欲、怒りなどなど
○予想される行動と結果
テストのことが心配で、勉強に手が付かなくて、結果、やっぱり数学なんて大きらい!
できそうなとこだけ勉強した結果、思ったより点数が取れた。
などが考えられます。
まとめ
感情と友達になるということは、自分はどんなときにネガティブな感情になりやすくて、どんなときにはポジティブな感情になりやすいのかということを知ることでもあります。
そうすれば、ネガティブな感情になりやすい中立的な事実の前でも見方を変えることでネガティブにならないですみますよ。
ぜひ、感情のこと知ってくださいね。
ではまた。