ストレス社会で毎日ストレスにさらされ心痛めて心が折れ、職場をやめたり、命を落とす人を一人でもなくしたいという思いから、強いストレスにさらされても心折れることなく、柔軟でしなやかな心をつくる企業研修・セミナー・レジリエンス教育(小・中・高・大学生)・レジリエンストレーニングを行っているレジリエンストレーナーの長沢です。
今日は、なんとなく自分に自信が持てなくて、それがストレスになっているというあなたに向けて、良い方法をお伝えします。
結論は、レンジリエンス力の一つ、自己効力感を高めるといいです!
それでは、どうやって自己効力感を高めていったらいいのか書いていきますね。どこか参考にしていただけると嬉しいです。
自分に自身が持てないなどネガティブな考えを持ちやすい人の特徴
なにか特定の原因があるわけだはないのに、ちょっとしたことで「これじゃだめだ。」とか「あ~っ!もっとやっとけばよかった」とか「なにをやっても長続きしない」とか日常での些細なことに不平・不満を感じやすくストレスを抱えて毎日を送っていませんか?
それって、多くの場合、「自分に自信が持てない」という人に多いんですね。
自分に自信が持てないなどネガティブな感情を持ちやすい人の特徴として、物事の「捉え方の癖」を持っているということがあります。
例えば、
- 自分の足らない部分に焦点を当てる
- 悪いのは環境や他人のせいにする
- 過去にとらわれた考え方をする(あの時こうすればよかった等)
という捉え方です。
では、なぜこのような物事の捉え方の癖を持つようになってしまったのか。
結論的な言い方をすると、過去の経験を通じて学び、身についてしまったんですよね。この無意識のうちに身についてしまった考え方が、あなたのなんとなく「自分に自信が持てない」感覚を作ってしまっているのです。
この様な感覚を作ってしまうと、上の3つの「捉え方の癖」を持ちやすいくなります。
つまり、自分とは別なところやかえられない過去に自分ができない理由を作ってしまうということです。「やれない・やらない理由を正当化する」ためですね。
自己肯定感を高めて、ストレスから脱出しよう!
それでは、なんとなく自分に自信が持てなくて、それがストレスになっている人がストレスから脱出する方法を書いていきますね。
結論は、レジリエンス力の一つである「自己効力感」を高めることです。
自己効力感というのは、「自分ならできる」と思えることです。
自己効力感を高める方法は、
- 達成感をつくる
- 代理経験をする
- 言葉をかけてもらう
です。(アルバート・バンデューラー)
達成感をつくる
成功したり、達成したりする体験をつくる。小さなことでいいので、「~を達成した。」とか「~ができた。」という経験を積み重ねていくこと。
代理体験をする
他の誰かが達成したり成功した様子を観て、「自分にもできそう」、「あの人にできるなら自分にできないはずがない」というイメージを付ける。
言葉をかけてもらう
信頼できる人から「あなたならできる」などの言葉をかけてもらう。仲間同士で褒め合うことも効果的です。
そんな仲間も環境もないという方は、自分で自分を褒めることでも効果があると言われています。
マラソンの有森選手の言葉を思い出しますよね。「今日は自分で自分を褒めてあげたい!」。自分へのご褒美をあげるということですね。
まとめ
なんとなく自分に自信が持てなくて、それがストレスになっているという人は、
- 自分の足らない部分に焦点を当てる
- 悪いのは環境や他人のせいにする
- 過去にとらわれた考え方をする(あの時こうすればよかった等)
という物事の捉え方の癖を持っている人が多いと言われます。
そのストレスから抜け出す方法としては、自己効力感を高めると良いのです。
自己効力感は、
- 達成感をつくる
- 代理経験をする
- 言葉をかけてもらう
ということで高まります。
でも、毎日のちょっとした達成経験に対して、自分で自分を「よくできたね」とか「よく頑張ったね」と褒めることでも効果があります。
ぜひ心当たりのある方は試してね。