今は先が見えなくて苦しい時期が続いていますね。
でも、こんな苦しく逆境とも思えるときこそ物事の見方を変えてみることをおすすめします。
こんにちはメンタルトレーナーの長沢です。
自分の強みを生かしながら、チベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるサポートをしています。
今日は、今すぐ自分でできる物事の捉え方を変える方法について書いていきます。
これはレジリエストレーニングの一つでリフレーミングといいます。
また、多くのアスリートや政治家の方たちも使っている方法です。
物事を捉えるフレームを変える
この方法は、トレーニングとしては「リフレーミング」といいます。
人はそれぞれ、自分の物事の捉え方があります。それを「フレーム」(枠組み)といいます。その物事の捉え方を変えるという意味で「リフレーム」という表現をします。
もう少しわかりやすく言うと、物事の捉え方というのは、なにか物事に接したときの、人それぞれの「考え方の癖」のようなものです。
コップに水が半分入ってます
一つ、例をあげますね。
よく出る例なのでご存じの方が多いと思いますが、
「砂漠で遭難しそうになり、水筒に水が半分入っている」状態をどう捉えるかという質問です。
あなたはどう捉えますか?
ここで大事なことは、「水が水筒に半分入っている」という事実です。
「水がまだ半分も残っている」と捉えるのか、
「水がもう半分しか残っていない」
と捉えるのかということですよね。
これは、「水筒に水が半分入っているという事実」に対する捉え方なので、事実は変わりません。
でも捉え方によって、随分と気持ちに与える影響が違いませんか?
物事の捉え方を変えるということは簡単に言うとこのようなことです。
物事の捉え方を変えると世界が変わる
レジリエンス力を支える要素として、楽観性があります。
しかし、単に楽観的であればそれでいいということではありません。
確かに、水が半分しかないと諦めてしまったらそこで終わってしまいますが、まだ水が半分も残っていると楽観的に捉え、そこから何もしなければ同じように終わってしまします。
大事なことは「まだ水が半分も残っているから大丈夫。」という楽観性と
「だから、今のうちに水を探しに行こう」と事実を的確に受け止めた行動ができるということです。
レジリエンストレーニングを受けている一流のスポーツ選手や会社経営者、政治家は、怪我や病気、経営難、その他の苦難など逆境にあるとき、捉え方のリフレーミングをして状況判断を変えることができます。
そして、「自分には素質があるから必ずできる。」「大丈夫なんとかなる」と前向きに努力することで逆境を乗り切る方法を見つけていきます。
あなたにもできる!捉え方を変える方法
ここまで読んできて、そんなのは言葉のあやだよと思ったりしていませんか?
決してそうではないんです。
物事には、一つの側面だけではなくいろいろな側面が必ずあるものです。表もあれば裏もあるし、側面も、底も上面もあります。
大事なことはそのようないろいろな側面を見て、ポジティブな面を見つけ出すことです。
来年開催される予定のパラリンピックに参加するような選手たちは、まさに気持ちを前向きにリフレーミングした、本当に素晴らしい例だと思います。
これはあなたもできます。
「自分を逆境に立たせる事実に直面したとき、その事実の捉え方を変える事ができる時間をとること」
そして、
逆境の事実は変わらないけれど、
「今自分でできることは何か?」と考えたり、
「他の捉え方はないか?」と探してみたり、
することです。
そうすることを重ねていくことで、状況を打開する方法が見つかったりすることが多くなります。
まとめ
今日は、逆境のときこそ物事の捉え方をかえよう!ということを書いてきました。
物事にはいろいろな側面があるので、自分がポジティブになれるような側面を積極的に見つけていくことで、状況を変えることができます。
「最悪な上司がいるんだ」
「今のプランが行き詰まっている」
「病気になってしまった」
など今最悪という方がいると思います。
でも、「どうせ俺なんか」とか「いまさら遅い」「もう人生終わった」とか思う前にぜひぜひこのリフレーミングという方法を試してみてください。
必ず打開策が見つかるはずです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また。