頑張っているのに報われないと感じるときに読んでほしい話

「こんなに頑張っているのに…」と思ったことはありませんか?

「こんなに頑張っているのに、どうして報われないんだろう」

そんなふうに思ってしまう日はありませんか。


こんにちは、ハーバード大学流心理学で心と脳をポジティブに整える専門家、長沢修司です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートしています。


毎日ちゃんとやっている。
自分なりに手を抜かず、責任も果たしている。
それなのに、思ったような結果が出ない。
誰かに認められるわけでもない。
頑張っているはずなのに、空回りしているように感じる。

こういうとき、人はふと立ち止まってしまいます。

「もう頑張る意味なんてあるのかな」
「なんで自分だけ、うまくいかないんだろう」

この感覚は、想像以上に苦しいものです。
表面上はいつも通りに過ごしていても、心の中では少しずつ疲れがたまっていきます。

頑張りが報われないと感じる理由

でも、まず知っておいてほしいことがあります。
それは、あなたがそう感じているのは、決して弱いからではないということです。

むしろ逆です。
真面目に頑張っている人ほど、「報われない苦しさ」を感じやすいのです。

なぜなら、そういう人ほど責任感が強く、期待に応えようとし、人のためにも動こうとするからです。
適当にやり過ごせる人なら、ここまで苦しまないかもしれません。
でも、あなたは違う。
ちゃんと向き合ってきたからこそ、今しんどくなっているのです。

だからまずは、「こんなふうに感じる自分はダメなんだ」と責めなくて大丈夫です。
その苦しさ自体が、あなたがこれまで一生懸命に生きてきた証拠でもあります。

報われないと感じる本当の原因

では、なぜ人は、こんなにも頑張っているのに「報われない」と感じてしまうのでしょうか。

その大きな理由は、評価の基準が自分の外側にあるからです。

たとえば、他人からどう見られるか。
結果が出たかどうか。
認めてもらえたか。
褒められたか。
評価されたか。

こうしたものは、どれも大事に見える一方で、自分だけでは決められないものでもあります。
どれだけ努力しても、相手が気づいてくれるとは限りません。
どれだけ本気で取り組んでも、すぐに結果が出るとは限りません。

つまり、外側の評価だけを基準にしてしまうと、努力してもしても満たされにくくなるのです。

これはとてもつらいことです。
頑張っているのに報われないのではなく、正確には、報われている実感を持てる基準が外に偏りすぎているとも言えます。

見落とされている“もう一つの変化”

ここで、少しだけ視点を変えてみてください。

あなたがこれまで積み重ねてきたものは、本当に何も残っていないのでしょうか。

以前より少し粘り強くなっていませんか。
すぐに落ち込んでいた場面でも、前より冷静に受け止められるようになっていませんか。
人の気持ちに気づけるようになったり、我慢強くなったり、簡単には投げ出さなくなったりしていませんか。

こうした変化は、数字になりにくいものです。
誰かが賞をくれるわけでもありません。
目に見える成果のように、わかりやすくはありません。

でも実は、こういう変化こそがとても大切です。

外側の結果がまだ変わっていなくても、内側では確実に成長が起きていることがあります。
ところが多くの人は、結果ばかりを見てしまい、この「内側の成長」を見落としてしまいます。

ここに、大きな落とし穴があります

成長は「静かに進む」

成長は、いつもドラマチックに起きるわけではありません。
ある日突然、別人のように変わることは、そう多くありません。

ほとんどの成長は、静かに、ゆっくり進みます。

たとえば竹は、地上に変化が見えない間も、地面の下で長い時間をかけて根を伸ばしています。
見た目には何も起きていないようでも、見えないところでは着実に準備が進んでいるのです。
そして、十分に根が張ったあとで、一気に伸び始めます。

人もそれと似ています。

「何も変わっていない」
「ずっと同じ場所にいる気がする」

そんなふうに感じる時期ほど、実は見えないところで土台がつくられていることがあります。
報われないように思える時期は、止まっている時間ではありません。
根を張っている時間なのです。

比べることで苦しくなる

ただ、この時期をさらに苦しくするものがあります。
それが、他人との比較です。

SNSを見れば、うまくいっている人が目に入る。
同世代で活躍している人を見ると、焦る。
「あの人は順調そうなのに、自分は何をしているんだろう」と思ってしまう。

こういう比較は、本当に心を疲れさせます。

でも、人生は一直線ではありません。
誰もが同じ順番で結果を出すわけではないし、同じスピードで前に進むわけでもありません。
早く結果が出る人もいれば、時間をかけて後から大きく伸びる人もいます。

大事なのは、他人のタイミングと自分のタイミングは違うということです。

比較を始めると、自分の歩幅が見えなくなります。
本当は昨日の自分と比べればいいのに、誰かの人生のハイライトと比べてしまう。
それでは苦しくなって当然です。

だからこそ必要なのは、他人のペースではなく、自分のペースを取り戻すことです。

頑張りが無駄になることはない

そして、ここははっきり伝えたいのですが、誠実な努力が無駄になることはありません。

もちろん、すぐに報われるとは限りません。
思っていた形で返ってこないこともあります。
今の場所では評価されなかった経験が、別の場所で力になることもあります。
うまくいかなかった日々の積み重ねが、後になって人との関わり方に活きることもあります。

そのときは意味がわからなくても、時間が経ってから「あの経験があったから今がある」と思えることは本当に多いものです。

人生は、その最中にいると「点」でしか見えません。
でも、あとから振り返ると、その点が線になってつながっていくことがあります。

だから今、意味が見えなくても大丈夫です。
今すぐ結果が出ていなくても、そこで努力の価値が消えるわけではありません。

レジリエンスがあなたを支える

こういう時期に必要なのは、「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込むことではありません。
必要なのは、折れないための力です。
最近よく言われる言葉で言えば、レジリエンスです。

感情を整えること。
自分を必要以上に否定しないこと。
未来を信じ切れない日があっても、完全には手放さないこと。
そして、ひとりで抱え込まずに、人とつながること。

こうした力は、派手ではありません。
でも、苦しい時期を越えるためにはとても大切です。

人は、ずっと強くはいられません。
だからこそ、「折れないこと」よりも、「折れそうなときに立て直せること」のほうが大事なのです。

今日できる小さな一歩

もし今、「頑張っても意味がない」と感じているなら、今日ひとつだけやってみてほしいことがあります。

ノートでもスマホのメモでもいいので、
今日、自分がやったことを3つ書いてみてください。

ここで大切なのは、「できた」「できなかった」という評価ではなく、事実を書くことです。

朝起きた。
仕事に行った。
メールを返した。
ご飯を作った。
しんどかったけど外に出た。
誰かの話を聞いた。

そんなことでいいのです。
むしろ、そんなことがいいのです。

人は落ち込んでいると、自分ができていないことばかりに目が向きます。
でも、事実を書き出してみると、「自分は何もしていないわけじゃなかった」と気づけます。

自分を認める感覚は、大きな成功がないと持てないものではありません。
日々の小さな現実を、ちゃんと見つめ直すことでも取り戻せます。

まとめ

報われないと感じる時間は、決して無駄ではありません。
それは、見えないところで自分を育てている時間です。

すぐに答えが出なくても大丈夫です。
今すぐ報われた実感がなくても、大丈夫です。
比べなくていいし、焦らなくていいのです。

大切なのは、自分の一歩をやめないこと。
大きな一歩でなくてかまいません。
ほんの少しでも、自分の足で進み続けることです。

その積み重ねが、やがて人生を変えていきます。

そして本当の意味での変化は、いつだってそういう静かな一歩から始まるのだと思います。

では、また!

 

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