ポジティブ心理学が教える!幸福感を高めるレジリエンスの作り方

私たちの日常には、仕事のプレッシャーや人間関係、思いがけないトラブルなど、心に負担をかける出来事が絶えません。

しかし、同じ状況にあっても、すぐに立ち直る人もいれば、長く落ち込んでしまう人もいます。

その違いを生むのが「レジリエンス(心の回復力)」です。


こんにちは、ハーバード大学流心理学で心と脳をポジティブに整える専門家の長沢です。

今日、新しい気付きや心動くこと見つけましたか?

自分の強みを生かしながら、モチベーション高く、前向きに、そして、ワクワクしながら、自分で考え行動し、ポジティブで健康な心で生きられるようにサポートしています。

今日は、ポジティブ心理学の観点から、レジリエンスがどのように幸福感を高めるのかを解説し、誰でも日常的に実践できるレジリエンス強化の習慣をご紹介します。

自分らしく、前向きに生きるためのヒントを、ぜひ見つけてください。

ではどうぞ!

レジリエンスとは?ポジティブ心理学の視点から

「レジリエンス」という言葉を聞いたことがありますか?

直訳すると「回復力」や「しなやかさ」といった意味を持ちますが、心理学の分野では「逆境や困難に直面しても、折れずに立ち直る力」として使われています。

現代社会では、仕事や人間関係、予測不能なトラブルなど、心に負担がかかる出来事が日常的に起こります。

そうした中で、レジリエンスを高めることは、心の健康を保ち、前向きな生き方を実現するために非常に重要です。

 

ポジティブ心理学は、「どうすれば人はよりよく生きられるか?」を探求する心理学の一分野です。

この学問では、レジリエンスは単なるストレス耐性ではなく、「成長のチャンス」として捉えられています。

つまり、困難を乗り越えることで、自分の価値観や強み、人とのつながりなどを見直す機会となり、人生に対する満足感や幸福感を高めてくれるのです。

 

ポジティブ心理学の研究では、レジリエンスの高い人は一般的に幸福度が高い傾向にあると報告されています。

それは、困難を悲観的にとらえるのではなく、希望や感謝、意味といったポジティブな視点を持つことで、ストレスを減らし、前向きな行動が取れるからです。

また、レジリエンスは生まれつきの資質だけでなく、日々の習慣や考え方によって育てていくことができる能力です

 

毎日できるレジリエンス強化習慣とは?

感謝の習慣:小さな喜びに気づく力を育てる

感謝の気持ちは、私たちの心を前向きにしてくれる強力なツールです。

ポジティブ心理学では、感謝の習慣がレジリエンスを高め、ストレスを和らげることが実証されています。

毎日寝る前に「今日ありがたかったことを3つ」書き出すだけでも、心の焦点がポジティブな方向に向き、困難に直面したときも冷静に対応できる力が育まれます。

マインドフルネス:今この瞬間を大切にする練習

マインドフルネスとは、「今、ここ」に意識を集中させる心のトレーニングです。

忙しさや不安に飲み込まれそうなときでも、呼吸や体の感覚に注意を向けることで、自分を落ち着かせ、思考を整理することができます。

毎日数分のマインドフルネス瞑想を取り入れることで、心がしなやかになり、ストレスに振り回されにくくなります。

ポジティブ日記:前向きな思考を習慣化する方法

ネガティブな出来事ばかりに目が向いてしまう日もあるかもしれません。

そんな時こそ、ポジティブ日記をつけることが効果的です。

「今日うれしかったこと」「頑張ったこと」「誰かに感謝したこと」などを記録することで、自分の中にある前向きな感情に気づくことができます。

こうした記録は、自信と自己肯定感を高め、レジリエンスの土台となっていきます。

 

レジリエンスを高める生活習慣と考え方

心の回復力を育てるには、身体の健康も欠かせません。

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動は、脳や神経系を安定させるための基本です。

また、定期的な休息や自分を癒す時間(好きな音楽を聴く、お風呂にゆっくり入るなど)を取ることも、自己ケアの一環として重要です。

健康的なライフスタイルは、ストレス耐性を高める土台となります。

困難をチャンスに変える「リフレーミング」の技術

「リフレーミング」とは、物事の見方を変えることで、新たな意味や価値を見いだす方法です。

例えば、「失敗した」と落ち込むのではなく、「成長の機会だった」ととらえ直すことで、前向きな気持ちに切り替えることができます。

この考え方を習慣づけることで、困難に対する反応が柔軟になり、結果としてレジリエンスが高まります。

周囲とのつながりがレジリエンスを支える

人とのつながりは、レジリエンスを育てるうえで欠かせない要素です。

信頼できる家族や友人、仲間とのコミュニケーションは、精神的な支えとなり、孤独感や不安を和らげてくれます。

また、自分が誰かにとっての支えになることも、自己効力感を高め、前向きな感情を引き出してくれます。

一人で抱え込まず、助けを求めることも強さの一部です。

まとめ

レジリエンスは、生まれ持った性格ではなく、日々の習慣や意識によって育てていける「心のスキル」です。

感謝を感じる時間を持つこと、マインドフルに自分と向き合うこと、前向きな視点で物事を捉えること

それらの積み重ねが、困難を乗り越える力となり、幸福感を育んでくれます。

ポジティブ心理学が示すように、小さな一歩を今日から始めることで、あなた自身の内面は確実に変わっていきます。

まずは、できることから取り入れて、しなやかで前向きな心を育んでいきましょう。

ではまた!!

関連記事

  1. 起業して一年 無事に過ごすことができました

  2. ハーバード流ポジティブ心理学から学んだ幸福になる方法

  3. 不安な時代だからこそやっぱり必要!今こそレジリエンス

  4. 大変な困難やストレスを切り抜ける唯一の道

  5. 発達障害の大学生の支援方法として つけたいレジリエンス力を考…

  6. あなたは自分の強みを知っていますか?

朝活学習会In札幌情報

 

 

次回の第64回朝活学習会は
未定(日)
9:00~

詳しくはこちらから

 

研究所通信を読む

研究所通信は、週2回発行されています。

 

どなたでも無料で読むことができます。

 

ブログでは書ききれなかったことや
特別支援教育やレジリエンス教育に
関する新しい情報が載っています。

 

通信を読んでみる

 

通信が、迷惑メールに入って

いないか確認してね。

 

LINE公式アカウント

 

気軽に登録して、いろいろ質問してみてください。いろいろな情報も届きます。

 

友だち追加

最近の記事

人気の記事 おすすめ記事

代表ツイッター

PAGE TOP