こんにちは。ストレス社会で毎日ストレスにさらされ心痛め、心を病んだり、職場をやめたり、命を落とす人を一人でもなくしたいという思いから、強いストレスにさらされても、折れない、柔軟でしなやかな心を作るお手伝いをしているレジリエンストレーナーの長沢です。
めっきりと寒くなりましたね。インフルエンザも流行の兆しを見せています。体調には十分気をつけてくださいね。僕も、体調管理に運動を心がけてます。でも、冬になると雪がつもり外での運動ができなくなるので、ジムで運動することが多くなります。今日はジムでの気づきから一つお話します。
先日、運動後入浴していたときのことです。湯船に浸かりながら後から入ってくる人を何気なく観ていると面白いことに気づきました。
入浴の仕方は人それぞれでしょうが、とりあえず運動後の汗を流して、湯船に入るかそのまま先に体を洗うかですよね。たまに、そのまま湯船に入る人もいますが・・・。
僕の通っているジムのお風呂場には、シャワーブース2つと普通に座って体を洗う所が4箇所あります。この時は、2つのシャワーブースが使用中で、洗い場が3つ空いていました。
一人の男性(男風呂だから当然ですよね)が入って来ると、シャワーブースの前に並びました。でもなかなか空きません。待っていた彼は、少しイライラして、シャワブースをしたから覗いたりしていますが、空いている洗い場に行こうとはしません。
シャワーでなければならない理由があるのだろうなと思いながらも、そこまでイライラしながら待たなくても空いているところで汗を流して、空くのを待ってもいいのではないかな?と思いながら観ていました。
さてあなたならどうしますか?実は、これって、思考の癖に関係します。自分の思考の癖を見直して心を健康にしませんか?
思考の癖ってなんだろう?
思考の癖というのは、なにかの出来事があったときに、その出来事の自分なりの解釈の仕方のことをいいます。
ジムでの出来事でいうと、「シャワーブースが空いていない」という出来事に対し、「シャワーでなければだめ!」と考えシャワーブースがあくまで待つか、「シャワーブースがいっぱいなら別のところは?」と空いているところを使うかということになります。
僕たちというのは、意識しないことのほうが多いのですが、この思考の癖で行動しています。
どういうことかというと、なにかきっかけとなる出来事に対して行動を起こすときには、必ず行動を起こすきっかけとなる出来事を自分なりに解釈しています。ただ、僕たちは、毎日毎日たくさんの出来事と遭遇するので、一つ一つにいちいち解釈なんかしてられませんよね。それこそ疲れてしまいます。
今回のジムでの出来事で気づいたのは、こんなちょっとしたことの中にもいろいろな思考の癖が現れるんだなーということです。また、シャワーブースが空くまでずっと待っていた彼の思考って、他の場面でも同じ思考をするならきっと苦しいだろうなということです。
たぶん自分では気づいていないでしょうし、今は苦しいとも思ってはいないでしょう。でも、もっと大変なストレスや逆境の場面に遭遇した時、苦しくなったり心折れる可能性が高くなるとレジリエンストレーナーの立場から考えたわけです。
柔軟性のない思考の癖があるならそれを直していったほうが生きやすくなり心が健康になります。
思考の癖って治せるの?
実は、思考の癖は変えることができるんですよ!
一見衝動的に見える反応や行動でも、トレーニングによって「出来事」「自分の思考」「結果としての反応・行動」を分けて考えられようになります。それぞれ3つの関係性の中で、「自分の思考」と「結果としての反応・行動」を理解することが大切なんですよ。
この3つの関係性や仕組みが理解できれば自分の中で起きる様々な生きにくさをうむような反応・行動を自分で制御できるようになります。
まとめ
たまたまジムでの気づきからちょとした自分の思考の癖が、生き方を苦しくしてしまう事もあるな~と考えました。息苦しさから開放されて、心を健康にしていくためにも自分の思考の見直しが必要だと思います。
自分の思考の癖を見直すためには、
- 出来事
- 自分の思考
- 結果としての反応・行動
の関係性を理解して行くことが大切です。そのためのトレーニングをして、心を健康にしてほしいと思います。
このストレス社会で毎日ストレスにさらされ苦しい思いをしている人がたくさんいます。生きにくさを感じたり、言いたいことが言えなかったり、すぐに凹んでしまったりしていませんか?
そんな時、自分の思考の癖を変えることで、少し心が健康になれるかもしれませんよ。
レジリエンストレーニングで、思考の癖を見直す事ができます。
興味がある方は、お問い合わせください。